Twitterで話してる人の多くは同じ絵師さんです。
絵描きトークで盛り上がったりすることもあるし、感性が違うので新鮮で楽しいんですよね。
時には、話しながらお絵描き系のゲームをしたりすることもあります。
お絵描き伝言ゲームとかね。
私も参加したりするんですけど、即興で絵を描くのが苦手なので、大体あまり上手く描けなかったりします(笑)
そんな中で、昨日やったのが「10分間ドローイング」。
シチュエーションとかワードを聞いて、それに合った絵を10分で仕上げるっていうゲームです。
即興お絵描きが苦手な私なので、ちょっと不安でしたけど、やってみたらこれが悲劇すぎたのでブログのネタにしてしまおうと思いました(笑)
出来上がったのが悲惨
10分という時間で描く絵は、クオリティをそこまで上げることができません。
なので、ある程度省略しないといけないわけです。
お題は「大切な思い」とかだったと思います。
出来上がったのがこれ。
可愛くない(笑)
びっくりするほど可愛くなかった(笑)
色は決めることができなかったので、パレットに登録しているものから適当にチョイスしました。。
10分で描いたわりにはちゃんと完成できましたけど、それにしても何とも言えませんね(笑)
でもこういう残念な作品もアップする方が、リアルっぽくて良いかなって思ってポジティブに捉えます(笑)
一晩おいてから見てもやっぱり可愛くない(笑)
10分という時間は絶妙
ワンドロっていうのがありますよね。
1時間で絵を完成させる絵の描き方です。1時間で描くっていうのもわりと時間が少ないのである程度省略しないといけないわけですよね。
でも今回やったのは10分ドローイング。
10分で絵を仕上げるっていうやり方です。1時間よりも少なくて、かなり省略しないと完成させることができないわけですが、これが絶妙でした。。
1分だと短すぎてなにもできませんし、30分だと話しながら描くのには時間がかかりすぎる。。
即興お絵描きという意味では良い訓練になりました。
10分でも自分の絵ができることを理解
10分でどこまでできるのかっていうのが心配だったんですけど、意外と自分の絵になりました(笑)
私は2頭身のちびキャラ専門の絵師なので、頭身が高いのはそもそも描きません。
なので、即興で描くことに関してはやったことがないものは全て除外して考えることができます。
言われたお題に対してちびキャラでできるポーズとかシチュエーションを考えて、それを描くだけなので、いらない思考を外すことができます。
その上で自分の普段描いている絵にすればいいっていう状態になったので、10分をフルに使って描くことができました。
結果的に自分の絵になったので、「自分のキャラ」っていうのを持っていることが、即興お絵描きにおいては強いんだなって思いました。
ライブペイントをしている人は、これをたくさん持っているから、その場でもスラスラと描けるんですね。
ライブペイントが苦手だと思ってましたけど、普段描いている自分のキャラができているので、ポーズさえ浮かべばもしかしたらできるのかもしれないと思いました。
多分やりませんけどね(笑)
ポーズのストックを大量に持っていたのが強かった
もう一つ、10分で自分の絵になった理由を探してみたら、ポーズのストックを大量に持っていたのもあるかもしれないと思いました。
ポーズを描くこと自体が得意な私は、普段からストーリー的な絵を描くので、立ち絵を描かれる方よりも多くのポーズを頭にストックしています。
そのポーズの素材から、お題に合わせたものをチョイスすればいいだけなので、わりとすぐに浮かびました。
ここも時間の短縮に役立ったんだと思います。
たまに即興で絵を描いてみると、普段の自分のやっていることの良い部分が引き出せて面白いですし、発見にもなります。
ワンドロでも、10分ドローイングでも、気になったらやってみると良いと思います。
実は気づいてなかった自分の能力を客観的に見れるようになるかもしれないですよ(笑)
10分という制約の中で描くときにもエモさを持っていると、多少は寄せることができるので、是非自分の中のエモさを見つけてください。10分の場合、完成度よりもエモさとか面白さとかが大事になってきますしね。
それに、私も今回やってみて一番の収穫だったのは上にも書きましたけど、自分の絵がすぐにでも描けるようになっていたってことでした。
これは描き続けた結果だと思います。
絵はピアノと同じで、描き続けないと衰えていきます。
でも描き続ければ見えてくるものは絶対あります。
継続は力なり、ですね。