ゆうりの日常

イラストレーターであり絵本作家でもあり、シンプリストでもある。ちびキャラ記事、シンプル生活の記事、商品レビュー、イベントレポートを中心に記事を執筆中

動きのある絵が苦手な私が気が付くきっかけになった本

描いても描いても動きのある絵にならないってことありませんか?自分も長い間動きのあるポーズの絵は苦手でした。どうしても直立か少し手を開いたくらいの絵しか描けなかったんです。

イメージのお話

頭にはもちろんイメージはあるんです、でも絵に起こせないんです。なんででしょうね。ずっと悩んでました。でもあるとき、一つ思ったんです。ポーズのあり方がわかってなかったんだってことに。

 

例えば、そのポーズを取ったときの人の重心がある場所、手の位置がどうなってるかとか。

 

絵はあくまでも平面の世界で、その中に奥行きを出していくのに、手の位置が関節に対して嘘になってしまったりしたらそれは違ってきてしまいますよね。もし人ならざる者ならそれもありだと思います。でも人を描くならそれはあっちゃいけないんですよね。

気づくと作業は楽になる

実は気が付いてからはすごく楽になりました。自由に動きを付けられるように頭が働くようになったんです。でもそれは自分がふとした時に気が付いたんじゃないんです。

 

ある本を手に取ってそれを読んでいたらハッとしました。

 

それが「アニメーターが教えるキャラ線画の基本法則」っていう本です。

 

本の内容

 アニメーターさんがキャラ絵を描くときの基本になる描き方、重心の置き方、角度別のキャラの描き分けとかを丁寧に、わかりやすく教えてくれる本です。

 

これを見た時、ちびキャラではないので、どうかなって思ったんですけど、見方を変えれば描けなくてもイメージとして頭にインプットするのはできるなって思ったんです。そしてそれを自分の絵の中にアウトプットしてあげれば同じ絵は描けなくても買って読んだ意味はあるんじゃないかなって思ったんです。

 

友達に見せたらこの方がわかりやすいって言ってました。私もわかりやすいと思います。もし4頭身とか5頭身くらいのキャラを描くならダイレクトに役に立つと思いますし、2頭身とか3頭身くらいのキャラを描く人でもポーズのあり方を勉強するのにはかなり役に立ちます。

 

それに陰影の話も少ししてくれてるので、とてもわかりやすいなって思います。描いてあることを100% 真似する必要はないと思います。でも、必ずヒントはあると思ってます。