第一線で活躍するイラストレーターさんも自分に馴染んだペンで絵を描くように、手に合ったペンは描きやすさだけではなく、絵の質まで変えてしまうことがあります。私も手に馴染んだペンだと描きやすいなって思いますけど、馴染んでないペンで描こうとすると、なぜか頭にイメージがわかなくなるんです。
なんででしょうかね?正直わかりません。
でもわかることは手の力の入れ方なんじゃないかなと思ってます。細すぎると物足りない感じがしますし、太すぎると手に余って使いづらい、なんかそんな感じがするんですよね。
ただ、これはあくまで私の考え方で全員がそうではないと思います。それにそれは関係ないって人もいると思います。でもそれはそれで正解だと思うので、深くは考えてません。
絵に正解はありません、それはペンにも言えると思います。ただなんとなくこれじゃないと落ち着かないっていうのはあるんじゃないでしょうか?なんとなくしっくりくるものってなんでもあると思うんですよね。
これが良くてこれを探して買い求めるっていうのは、絵描きさんだったらあると思うんです。漫画家さんがインタビューを受けてる動画を観たことがあります。その中でその方は色んなペンを試したけど、なんでかこれが一番使いやすくてしっくりきたって言ってずっと使ってるっていう話をしてるのを見たことがあります。
物への愛着というよりも使いやすいのが一番なんだと改めて思いました。アナログで描く場合の一番の良さは画材をこだわれるってことです。
作品に関係があるかどうかはわかりませんが、少なくともそのこだわりがいい作品を生んでるっていう作家さんがいる以上、自分に合った物で描くことでモチベーションが高くなるんだと私は思いますよ!
そこはデジタルにはない良さだと私は思います。