ゆうりの日常

フリーライター、イラスト制作ブロガー、シンプリスト。ちびキャラ記事、シンプル生活の記事、商品レビュー、イベントレポートを中心に記事を執筆中

絵を描く練習が定着しない人へ。

絵を描く練習をしているのに、次の日になると前日にやった練習がていちゃくしていないって事ありませんか?

 

例えば、

・人間の身体の構造をしっかり意識して描いていたのに次の日にやるとできなくなっている

・顔を描く練習をしているのに、いつになってもちゃんと描けるようにならない

・描いた事や、勉強した技法を次に生かせない

 

などです。

 

なぜ練習しているのに一向に定着してくれないのか。その辺を私なりにお伝えできればなと思います。

練習した事が定着しない理由

まず、練習して描き方を覚えているはずなのに定着しない理由です。

 

これは、私も経験があるのですが、私は無意識と、たくさん描くことが関係しているのではないかと思っています。

 

練習で絵を描いていて、人の身体はこういう構造だからこのポーズをとったらここはこうなる、って思いながら描いていますか?

 

多分ほとんどの方はそんな細かくは考えて描いていないと思います。なんとなく、ここから手が出てて、とか、足はこういう感じにしたい、ってくらいの感覚でしか描いていないかもしれません。

 

つまり、意識しているようで、実は無意識で描き進めていると思います。もちろん絵が上手い人はしっかり構想が頭にあって描いていると思いますが、そこまで意識して描いてはいないと私は思っています。

 

そして、そこまで意識して描いている方は多分いないと思います。

 

つまりは、皆さん無意識の中で処理をして描いているのです。私も無意識で描いています。なので、正直私から言わせれば構造を必死で頭で処理して描こうと思っていると、多分一生定着しないかもしれないですね。

 

なので、まずは意識することをやめてみましょう!そして、特に考えず、物体をありのまま描きましょう。デッサンを続けることはいいことです。物体をとらえる力が見に付くので頭で処理をする前に手がその物体を映し出してくれます。

たくさん描くことはダメ?

たくさん描くこと、それ自体がダメというわけではありません。むしろ、たくさん描くことはいいことです。

 

しかし、描き方に問題があると私は思います。

 

それは、完成しないまま次の作品に取り掛かることです。

 

完成させるという行為は、人に達成感を与えてくれて、やり切る力を付けてくれる行為です。しかし、絵の練習をしている人は、完成させないまま、失敗したら投げ出して次の作品を描き始めてしまう傾向にあると私は思っています。

 

描き切るという行為はとても労力を使います。たとえそれが取り掛かりから完成までが30分前後の作品であってもです。

 

何かを初めて作品を完成まで持っていく力を持てないのは一生絵を完成させることも、うまくなることもないと私は思います。

 

しかし、熟成させるということとは話が別です。一度作品をある程度まで完成させたら何日間か放置して、改めて見た時に、ここはこうしたほうがいい、とか、このキャラクターはこういう服を着させようとかっていうイメージをクリアな頭で考える事ができます。

 

それは寝かせる意味がある時は行ってもいいと思います。しかし、意味のない放置は何の意味も持ちません。そのまま忘れて一生完成しないものになります。

 

なので、まずはミスをしても失敗しても完成まで持っていく事!そしてその上で苦手なところや得意なところを見つけて、そこを改善、伸ばしていけばいいと私は考えます。

 

なので、失敗をしたからと言って描くことをやめないことが定着に繋がると私は考えています。私も結構ダメだと思ったら描くのをやめてその作品は捨てていました。

 

しかし、失敗作でも完成させてそれをアップしていくと、自分でも改めて見てダメな箇所を知ることができますし、他の方からも色んな意見をもらえるので、作品として描いたものはすべて保存しておくことをお勧めします。

まとめ

結構みなさん最初から完成度の高い作品を目指して練習をされるかもしれないですけど、必ずしもそれが上手い絵とは限りません。

 

クレヨンしんちゃんの作者の臼井義人先生は美術系の学校を卒業されていますが、作風はああいった親しみやすい絵を描かれます。

 

他の絵師さんだって、美大や美術専門学校を卒業されていても作風はみんながみんな葛飾北斎的だったりレオナルドダヴィンチ的だったりはしませんよね?

 

萌えイラストを描かれる方もいれば、絵本のような可愛らしい絵を描かれる方もいます。でも、それぞれに皆さん上手いですし、魅力たっぷりな絵ですよね。

 

そういうのを目指して描いたって私はいいと思っています。私の中学生の時、1位を取った絵は今とは違う感じでした。しかし、大人になる過程で、色んな絵を見て、どんどん作風が変わっていき、最終的に描きたいのが今のイラストなんです。

 

線はキレイじゃないし、塗り方は厚塗りでもないですけど、それでも好きって言ってくれる方たちがいるから私は描き続けています。

 

そういう作品を描いたって構わないわけです。まずは定着を目指すより、1枚の作品を確実に完成させていって、どんどん積み重ねていってください。

 

そのうち、頭ではなくて、手が、体が覚えていくようになります。そうなると、考えなくてもどういうのが描きたいかって考えただけでイメージが頭に浮かんでそれをデッサンすることができるようになります。

 

だからといって、納得しない完成はさせないことですね。もうこれ以上は描くことがないって思った時を完成として続けてみてください。