絵を描く時に、色んな人の作品を動画で観たり、鑑賞したりすると思うんですが、同じように描こうとして描けなくて絶望したことありませんか?
実は結構描けそうなイラストなのに描こうとしたら描けなかったっていうのを私も経験したことがあります。
だからといって「私は絵の才能はないんだ」と諦める必要はないと思います。
オリジナリティが大事
すごい絵師さんはたくさんいますし、実際描かれている作品は感動するものが多いと思いますけど、同じ事をしてもそれは自分の絵にはならないと私は思います。
絵を描くとき、クオリティを一定に保つ必要はないって話を前に書きましたけど、それに似ている話で、絵のクオリティはどんなものであってもそれがオリジナリティがあれば見てくれる人はたくさんいます。
同じ事をしても面白くはないのです。
もちろん、描きたい作品がそれに近いなら技を盗むのはありですが、丸々同じ事をしても意味がないと私は思っています。
それならまだ二次創作で好きなキャラクターの話を描いている方が面白いのではないかなと。
なので、クオリティを気にせずどんどん自分の世界を描いていって良いと思います。
自分の世界の決め方
そうは言っても自分の世界なんてわからないって思いませんか?
何が自分の世界なのかっていうのを決めるのは自分でもありますけど、それ以上に他人なのです。
例えば私は頭身の高いキャラクターは描くのが苦手だったので、ちびばかり描いてましたけど、それが私の世界観に繋がっているようです。
私の描くちびが可愛いって言って楽しんで見てくれる方がいるから、描き続けました。そしたらそれが世界観の構築に繋がっていったわけです。
なので、描けるものをどんどん描いて、見てくれる人に世界観の構築をしてもらいましょう。
友達に見てもらって「お前って、こういうの描くの上手いよな」とか言ってもらうと、実はそれが自分の中の世界だったりするものです。
絵の世界観は描けるもので構築すると良い
絵の世界観っていうのは、私が思うに、描けるものを描いていき、それが絵の世界観に繋がっていくものだと思っています。
描けないもので無理に世界を決めるのは後から描くことが嫌になってしまいます。
それよりは、描けるものを描いて、それが結果的には自分の世界になっていけばその方が楽ですし、描きやすいと思います。
それに、楽しく続けることもできます。
趣味で描くにしても、リアル系の作品を描くのが得意ならそれを続ければいいですし、私みたいにちびを描くのが得意な人はそれを描き続ければいい。
今までアナログの鉛筆で描いていた人が急にデジタルに移行する必要もないと思います。鉛筆画で動画を出している方もいますし、そういった方はその道のプロなので、そこを目指して極めても良いと思います。
決してこうじゃなきゃいけないっていうことはないと思います。
仕事にするのにぶつかる壁
絵で仕事をしたいと思う人が必ずぶつかるのが「デジタルで制作ができること」「illustratorが使える又は、Photoshopが使えること」「実務経験が2年以上あること」なんですよね。
どの企業を見ても同じような資格や条件しかありません。
でも、これって可能性をダメにしているといってもいいかもしれません。デジタルで描けることが上手い人の条件でもないし、それで制作ができるから採用したい、というのも可能性をダメにしていると思います。
アナログで描くことはダメ、古い、そんな人使えないっていう社会の採用の仕方を見ていると悲しくなります。
アナログで素晴らしい作品を描いている人がいるのに、デジタルを強要し、illustratorやPhotoshopを使えないと絵の仕事はできないって言われているのを見ると、それも悲しくなりますね。
それらができなきゃ絵の仕事をする資格はないのかと言われているような感じがします。
なのでそういった会社はこっちから願い下げしてしまいましょう。絵を描くことに正解なんて一切ないわけですから。
surfaceを勧めている私ですが
私はこのブログでsurfaceをお勧めしてきています。
これは私が使ってみた感じを描いているので、PCとしても使えますよっていう部分もちゃんと書いているつもりでいます。
なので、surfaceを買ったから絵をデジタルに、とは言いません。
好きに描いてください。で、楽しんでくださいね!
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