ウルトラマンUSAがついに発売されました。
この作品はウルトラマンでは珍しいアニメーション作品です。「ウルトラマンは特撮」というイメージがあるライトに知っている方たちには少し驚く作品かもしれないですね。
そんなウルトラマンUSAを紹介します。
パッケージ
実際のパッケージはこちらです。
これは表面です。
こうしてみると、アニメでのウルトラマンですが、カラータイマーが胸元以外にデザインされていて全体的に新しい感じがしますね。
裏面はこちらです。
作品のストーリーなんかが簡単に書いてあります。
幻の名作ですもんね、それもしっかりと書かれています。
ウルトラマンUSAの基本情報
ウルトラマンUSAという作品は、アメリカと日本の円谷プロダクションが共同で制作したアニメーション作品です。
アメリカでは1987年にテレビで放送され、日本では吹き替え版が1989年に劇場公開がされました。
本作で登場するウルトラマンは、スコット、チャック、ベスの3人。
スコットとチャックは男性なので「ウルトラマン」ですが、べスは女性なので「ウルトラウーマン」と言われます。
年齢もちゃんと設定されている
年齢もそれぞれに設定されています。
ウルトラマンスコット⇒1万2000歳
ウルトラマンチャック⇒1万4000歳
ウルトラウーマンベス⇒1万歳
になっています。
年齢的には同じくらいです。
ウルトラマンの基本身長は大体40メートル~大きくても60メートルくらいが多いですが、スコット、チャック、ベスの身長は全員が70メートルを超える高身長な設定なので、そこはアメリカ感があります(笑)
実写としても登場している
アニメーション作品ではありますが、ウルトラマンの劇場作品にはスーツが作成されていて、実写で登場したりもします。
もちろんスーツアクターさんが入っているわけですけど、他のウルトラマンとの身長差があまりないのは言わないでおきましょうかね(笑)
作品自体はザ☆ウルトラマン~ウルトラマン80までの作品が制作されていた1980年くらいまでの後の休止期の時に作成された作品で、ウルトラマンのアニメーション作品としてはウルトラマンキッズと合わせて3作品だけです。
正統派に怪獣と戦う作品としてはザ☆ウルトラマンとこのウルトラマンUSAだけなので、ある意味レアですよね。
Blu-ray化までが長かった
ウルトラマングレート、ウルトラマンパワードがずっとDVD化されないで来て、Blu-ray化されたためか、過去の作品のディスク化に力を入れてくれています。
円谷プロは最近レアな作品をBlu-ray化してくれていますが、このウルトラマンUSAも過去にはビデオとLD(レーザーディスク)でしか発売されていなかったので、見たことがない人もたくさんいると思います。
ちなみに過去にウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 [VHS]という海外との共同で作成した作品がありますが、これも未だビデオでしか発売されていないので、流れ的には出てほしい所ですね。
そういう意味では今回のBlu-ray化もかなり今後を期待できる感じになっているのではないでしょうか。
映像はとってもキレイ
映像は35mフィルムで制作されているので、劣化が激しいのですが、キレイに保存されていたものをリマスターされている為、とてもきれいです。
30年以上前の作品とは思えません。
一部リマスターされていない部分があります
映像は一部分だけ統一感をもたせるようにリマスターされていない部分があるようですが、映像を観ている限り、どこがリマスターされていないところなのかがパット見ではわかりません。
それくらい映像はキレイて、さらに統一感があるということですね。
アニメならではの怪獣デザイン
作品内に出てくる怪獣は、アニメだからこそできる設定が盛り込まれています。
最初に登場する植物怪獣グリンショックスは、スーツができないような植物らしいデザインになっていますし、最後に出てくる超変身怪獣キングマイラは徐々に体が大きく成長していく設定で、さらに成長していく過程で身体がどんどん変化していきます。
その成長過程をどんどん見せないといけないので、これもスーツでは再現が難しいです。今ならCGとかでできなくはないと思いますけど、やはり昔のアニメ作品なので、そこはアニメらしい描き方をしているので見どころが多いです。
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