今までのエピソード0~2は明確にホラーに憑依された部分が描かれていましたが、今回のエピソード3はちょっと変わった作品でした。
そもそもホラーに憑依された部分が描かれなかったのです。
ホラーに憑依されていたのは確実
珍しかったのは、ホラーに憑依された映像が流れなかっただけではなく、ホラー状態も描かれなかったことです。
その為、人間ではありえない超人的な力を発揮したにも関わらず、ホラーだったのかどうかも少し怪しい感じに見せていました。
魔導具を使ったホラーかどうかを見分けるシーンもなかったですね。
ストーリー重視
鎧の召喚もなく、戦闘も観客がいたためにそこまで派手になっていなかったため、比較的終盤の戦闘は淡泊でした。
一応サポートでお札を使用したので、画面には映らなくても召喚~斬る部分までは一瞬で終わらせています。
今回も人間に戻す方法を選びました。
憑依されたのは恨みから?
カツアゲ現場を見てしまい、止めに入ったことでカツアゲされていた人は助かりましたが、犯人に家族の顔を知られてしまう事になります。
そして、その犯人は後日、止めに入られた腹いせに止めに入った父親の家族の命を奪ってしまいます。
そのことで犯人への恨みからホラーに憑依されたんだと推測することができるように演出されていました。
ただ、憑依された現場が写っていない為、どこで憑依されたのかはわかりません。さらにホラーの名前も今回は出てきませんでした。
描かれたのは人を食らうホラーである為、魔人喰いのホラーと言うのが公式なんだと思います。
ただ、それをホラー体だというなら、憑依された「石田」という人は元プロレスラーで、ホラーに憑依されてからは地下闘技場で息子の形見のマスクを被って「マスクマン」という名前で人気を博す生活行っています。
そしてその傍らで悪人を捕食していました。
石田は元々は良い人間だった
「悪人でも何かに打ち込めることがあれば少しはマシになる」という思いからむやみに痛めつける事をしないのが石田の優しさである為、ホラーになるような人間ではありませんでした。
しかし、結果的に家族を亡くしたことで恨みからホラーになってしまうことになるので、そういった部分から見えるのは、「人は最初から悪人であるわけではない」ということです。
感情が人をダメにするということでしょうかね。冷静さを欠いてはいけないということですね。
結果的に人間に戻った石田は、フォックスという弟子をとることになる部分で話は終わりました。
神官初登場
番犬所が初めて登場する回でもありました。
今回の神官はケルスという女性です。
さ牙狼翔で神官だったリュメ様は今回出てこないようです。番犬所ではジンガのホラーに憑依された人間が人として生還するという前代未聞の状態が知れてしまいます。
これから番犬所がどういう対策をとるのかも楽しみながら観ていくのも楽しみになっていきますね。