朝、家を出てから電車に乗って会社に行くとき、駅までの距離を走っているサラリーマンを見かけます。
それを毎日見ていて描いた作品です。
金髪の理由は若さの表現
普通社会人が金髪ロングであることはないと思います。
いるかもしれないですけど、会社に行くと必ず怒られると思いますので、まずやらないでしょう。
でも、絵の世界ではそれが普通にできます。ピンクの髪の女性が数年働くベテランだったりしても問題がないのが絵の世界です。
絵は自由にキャラクターの個性を出すことができるので、絵ならではの「遊び」があってもいいと思って、若さを表現するために金髪にしました。
イラストだから許される表現
イラストは自由に想像を膨らませて描くことができます。「一般的」という常識は絵の中においては不要だったりするので、表現、個性の為にあえてその色にしたり、髪の毛にしたりしても良いのです。
常識にとらわれないのが絵なので思いついた色を描きこんでしまいましょう。
目の描き方
作者さんのよって大きく変わるのは、「目の描き方」だと思います。
塗り方も描き方も作者が違えばテイストは全然変わってくるのです。なので、自分の絵ラストを確立するなら目の描き方を自分なりにアレンジしてみましょう、って思っています。
私の目の描き方は特徴的というよりはシンプルです。
まつ毛にあたる部分は太くは描かず、目の中には3色しか使わないと決めています。
暗めの色、それよりも明るめな色、ハイライトの白だけです。
ぼかしたりもしません。目の下部分に明るめの色を置き、上と黒めになる部分は暗めの色、右または左端にハイライトの白を置いて完成です。
中にはたくさんの色を置いてキラキラを表現する人もいますし、一色だけにする人もいます。
目は個性が出るので、一番慎重に、そして一番自分らしさを出してみてください。