ゆうりの日常

イラスト制作ブロガー。ちびキャラをメインに制作しています。絵に関しての記事書いています。特撮オタクなので特撮記事も多く書きます。

【特撮】グリッドマンが今ヒットしているのはなぜか、私なりに考えてみた

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グリッドマンは今年アニメで復活しました。

 

そして、そのアニメ作品も最終回を待つのみになりました。しかし、原作であるグリッドマンは1993年に放送された特撮作品です。

 

そんな古い作品がなぜ今ヒットしたのか、それを私なりに書いていこうと思います。

リアルさ

1993年当時のグリッドマンは、もちろん今でこそヒットしている作品ですが、当時はインターネットが普及しきっていなかったこともあり、共感できる部分が少なかったです。

 

その為、「早すぎた名作」と言われていました。それは、作品の世界観と現実世界がリンクしていなかったからです。

 

それでも、当時の子供はただグリッドマンが活躍しているだけで楽しく観る事ができていました。

 

しかし、それが年月が経ち、今の現代はまさしくインターネットの世界です。

 

ネットが人を支配していると言っても良いかもしれません。そんな今の時代に昔のグリッドマンを観ると、その世界観は、すんなりと受け入れる事ができて、尚且つ共感できるリアルさや怖さがあります。

 

つまり、今の時代には新鮮ではなく、むしろ自分たちの世の中にいつ起こっても不思議はない世界が描かれているのです。

自作パソコンであることとスペックに左右されるということ

今は自作パソコンを使用している人は少なくなっているかもしれませんが、少し前ならパソコンを自作する人はたくさんいました。

 

さらに、パソコンのスペックによってグリッドマンの力が変わる、という設定がアプリやソフトのような感覚に近いので、無理がないのです。

 

パソコンに負荷がかかると動作が重くなり、動作が重くなると処理速度が下がる為、グリッドマンの力も落ちる。まさしくパソコンとソフトの関係性を上手く表現した設定ですね。

 

こういったネットやソフトとの関係性を無理なく上手に取り入れていることもヒットの要因だと思います。

インターネットウイルスの存在

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怪獣はインターネットウイルスという存在、グリッドマンはそれを退治するウイルスバスターという関係性です。

 

その為、インターネットワールドに侵入するためには回線を経由する必要があります。その為、侵入する際にパスワードがかかっていると、それは「バリア」と表現しています。

 

そして、バリアを破ることをパスワード解読してサイト内部に侵入する、と表現しています。

 

インターネットの特徴を上手く作品内に落とし込んで、無理なくストーリーに絡めてくるのが秀逸です。今だからこそわかりやすい設定になっているので、「なるほど」と思わせてくれる部分ですよね。

特撮版グリッドマンとssss.GRIDMANとの違い

特撮版グリッドマンとアニメのssss.GRIDMANをそれぞれ特徴をまとめてみます。

特撮版グリッドマン

・主人公は子供が3人(男性2人、女性1人)

・パソコンは古いジャンク(デスクトップでBOX)

・戦う相手も子供(男性で根暗)

・戦闘は基本インターネットワールド

・出てくる怪獣はインターネットウイルス、グリッドマンはウイルスバスターの役割

・拡張アイテムは子供たちでデザインからプログラムまでをこなして増やす

ssss.GRIDMAN

・主人公は子供3人(男性2人、女性1人)

・パソコンは古いジャンク(デスクトップでBOX)

・戦う相手は同級生の子供(女性)

・戦闘は現実世界

・拡張アイテムは人がアクセスコードを認証させることで実体化

・怪獣も現実に実体化し、グリッドマンも現実に実体化する

 

主な設定はそのままですが、違いは怪獣を生み出す存在が男性か女性かと、拡張アイテムの存在のさせ方、戦闘場所などです。

 

特撮版のグリッドマンはアイテムを子供たちが色んなものからアイデアをもらってパソコン上で作成し、プログラムしていくのに対して、アニメのグリッドマンは拡張アイテムに変身する人間が存在します。

 

そして、主人公はアニメでは記憶を失った少年ですが、特撮版は幼馴染3人組であることです。

 

特撮版のグリッドマンの特徴的な部分は残し、ある程度新規で設定しても良い部分はアニメオリジナルになっています。

ssss.GRIDMANがヒットしている理由

アニメのグリッドマンは、今のアニメの特徴的なストーリー展開をしっかりと抑えている事がアニメファンを裏切らない良さだと思います。

 

作品独自の世界観を元に、ある程度の謎をや伏線を散りばめ、しっかりと水着回などのお色気回を入れてきています。

 

さらに、特撮版のグリッドマンファンを納得させるだけの設定や見せ方を作品の中で再現してくれています。

 

その為、特撮ファンをも納得させています。

要所要所に入ってくるウルトラマンネタ

さすがは円谷プロ作品だなと思うんですが、しっかりとウルトラマンネタが含まれています。

 

ウルトラシリーズのお決まりを話すシーンがあったり、ガンバルクイナくんが登場したりしますしね。

 

細かい所でファンや視聴者を置いてけぼりにしない感じが愛を感じるからこそ、今改めてヒットしているのではないかと思います。

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まとめ

グリッドマンの設定は、今だからこそ共感できる部分が大きいのがやはりヒットの最大の要因かもしれません。

 

また、特撮には特撮の良さ、アニメにはアニメの良さをしっかりとすみ分けができているからこそ、どちらのファンも楽しんで鑑賞することができているんだと思います。

 

アニメから入った人でも、特撮のグリッドマンを観ると、新しい発見があるかもしれません。

 

特撮のグリッドマンが好きな人はすでに鑑賞されていると思いますが、Blu-rayが発売されますし、改めて見直すのも良いかもしれませんね。