ウルトラマンルーブも最終回を迎えました。
ニュージェネレーションらしい部分と、今までのウルトラマンらしい部分をキレイに取り入れた作品だったと思います。
そんなウルトラマンルーブの最終回とルーブ最大の謎だったアサヒの正体について書こうと思います。
これまでの話のまとめ記事
アサヒの謎
まず、最大の謎だったアサヒの謎ですが、前回ミオが推測したものはあまり関係がありませんでしたね。
アサヒは結論を言えば、「クリスタル」でした。そして、ミオのポジティブな部分が集まった存在でした。
アサヒが生まれたのは、クリスタルが衝突した時、今の姿で誕生した為、湊家の昔の思い出BOXはアサヒがいなかった、というわけです。
アサヒはもともとのクリスタル状態になる
カツミとイサミを守る為、自分も戦うことを決意した瞬間、光となって「真クリスタル」状態になり、サポートをすることでルーゴサイトを倒すことに成功します。
が、戦いの後、アサヒは光の中に消えてしまいます。
結局アサヒはどうなった?
アサヒは消滅してしまったと思ったが、最終的には光と共に湊家の元に戻ってきます。
そして、今まで通り家族で過ごす平穏な日常を手に入れることになります。
ウルトラマンルーブの良かった部分
ウルトラマンルーブの良さは、「家族」というものと「兄弟」というものを上手く絡めながらストーリーを展開させたところだと思います。
テーマが多いと何かしらがおざなりになってしまい、結果消化不良を起こしてしまったりするのですが、ルーブはその辺を上手く解消させていました。
その上で、上手く謎を残し、最後まで魅せる演出をしていたので、視聴者としては「あれは何だったのか」を自分なりに考えながら話を観ていくことができました。
その為、全体的に無理がないようになっていたので、ストレスがなかったです。
さらに、ニュージェネレーションらしく、人間とウルトラマンとの境目で葛藤する部分もあったので、見応えもしっかりとある展開だったと思います。
ウルトラマンルーブの少しだけ悪かった部分
途中で退場した愛染マコトのその後が全く描かれず、結局どうなったのかがわからないまま最終回を迎えてしまったのは、少し残念な所だと思います。
さらに、チェレーザもあれ以降登場しなくなってしまうので、どうなったのかが不明なままです。
アイゼンテック社であれだけの事が起きているのだから何かしらの反応があっても良さそうに感じます。
また、兄弟プレーが観られたのはいいのですが、タイプチェンジ(クリスタル交換)でのロッソとブルの見分けが若干つきづらいのも観ている側としては映像に変化が少ないのでわかりにくいと感じてしまいました。
逆にウルトラマンルーブじたいの見た目がかなり変わったことで変化が見られましたが、基本はバラバラで変身することになるので、もう少し工夫してくれても良かったように感じます。
特に戦っている最中にクリスタル交換をされると立ち位置が変わったりもするので、一瞬どっちがどっちかわからなくなってしまいます。
使えるクリスタルは兼用なのは良いのですが、できればロッソが使えるクリスタル、ブルが使えるクリスタルに差が欲しかったと感じてしまいました。
結論
ストーリー自体は愛染マコト編と美剣サキ編みたいな住み分けをしっかりとしてくれていたので、すんなり入れるようになっています。
また、いきなりガラッと変えるのではなく、徐々に変わっていたので自然でした。
作品自体はシリアスとギャグの中間といったところだと思います。シンプルながら奥が深いのがルーブの良さだと思います。
気になる方は改めて観なおしても良いと思います。
Blu-rayの中身が気になる方はこちらをどうぞ!redberry072169.hatenablog.com