以前、ラフをたくさん描きためて、あとからちゃんと描きこんで完成までもっていくっていうことを記事にしたと思います。
今まではラフから完成までを1日で制作したんですけど、今はラフを描いたら一度保存して寝かせておくようにしています。
ザクザクと描いただけのもので、線画までいかないくらいの絵をたくさん描いています。
ラフの段階は比較的イメージを描きこむ
ラフを描く段階は線画に移る前の段階なので自由に頭に思い描いた線を走らせるだけです。なので、完全にイメージが固まる前なので、比較的自由に描きこむことができます。
また、髪の毛などを同時に決めておくことで洋服をあとから考えればいいようにして置いたり、髪の毛も何も決まってなくて、ただポーズだけを決めておくような段階にもしておけます。
完成する時にはいつもブログに載せているような作品になっているので、ラフは自由に描ける部分が好きです。
逆に線画を作成すると、あとは着彩をしたり描き加えたりするくらいにしか遊びができなくなるので、少しずつモチベーションが下がります(笑)
お風呂に入るか体洗って出るだけかの感覚
ラフを描いている段階はお風呂に入ってリラックスしている感覚。線画を描く段階がシャワーを使って体をきれいに洗っている感覚。着彩は洗顔などを済ませて出る感覚。
お風呂に使ってリラックスしている段階が一番至福ですよね。私も同じです(笑)
なので、私はラフを作成している段階が一番好きなんです(笑)
イメージが沸くのは大体外
家で完成させることが多いですが、イメージが出てくるときは大体外で違うことをしているときです。
意外と「絵を描こう!」って思って机に向かうと描けないことが多いです。これって脳が働く思考になってしまっているからかもしれません。
人間が一番リラックスできる気温って19度くらいなんだそうです。逆に集中するなら25度くらいの気温がちょうどいいんだそうです。
つまり、外である程度寒くも暖かくもない気温でいるほうが脳はリラックスするってことなんですね。リラックスしているときは脳が休まっているので頭に自然にイメージが浮かびやすいんだと思います。
さらに、外にはたくさんのものがあふれています。本屋に行けばたくさんの本がありますし、レンタルショップにいけばたくさんの音楽や映像作品があります。
空を見上げるとビルに大きな看板広告があったり、周りの話し声が聞こえます。それらがクリエイティブには大事なんだと最近改めて思います。
スマホばかり見ていると、視野が狭くなってしまうので、イメージなんて浮かびません。周りを見て、いろんなものを見ることで想像力が養われるんだと思います。
天井が高い方が創造性が高くなる
日本の家のつくりは大体が天井と地上との高さが2.4mなんだそうです。ただ、これが3mを超えると、一気に創造性が高くなるっていう脳の研究があるんだそうです。
本当かどうかはわかりませんが、外はそもそも天井がなく、どこまでも青空が広がっているので、これが脳にはいいのかもしれないですね。
なんだかんだ、外に出て散歩したり、カフェでいろんな人の話し声を聞きながらラフ作成などの作業をするのはよさそうです。