描きためていたラフから一枚を完成させました。
猫耳のキャラクターを描く依頼をいただいているので、描けるようになるために猫耳キャラクターの練習をしています。このキャラクターも一つの練習を込めて描きました。
そんな中で、私もそうだったのですが、色を決めるのが苦手だったり、色が散らかってしまうって悩んでいる人はいるんじゃないでしょうかね?
そんな時、最近私がしている解決法を紹介しようと思います。
色を少なくする
そもそもなぜ色が散らかってしまうのかというと、「いろんな色を使ってしまっているから」です。
髪の毛は緑なのに服は赤系にして、靴は茶色系で装飾は紫系とか、色の系統がバラバラになってしまい、統一感なくなってしまっていることはありませんか?
色が散らからないようにするために一番いい解決法は「色味を統一してあげよう」ということです。
キャラクターの中には赤髪に緑の服装っていうのもありますが、その中にも必ず統一感があります。しかし、色が散らかってしまうなら黄色系で色を統一させたり、オレンジ系に統一させたりするときれいに、シンプルにまとめることができます。
使用する色味を減らすことで情報量はよりシンプルになるので、「素人感が減る」のではないかと思います。
色を決めるのが苦手な場合はとにかく色を置くこと
意識せずやっている方がほとんどだと思いますが、基本的に頭で考えていても始まらないので手を動かしてみましょう。
決まらないならふと思った色や好きな色をまずはバケツツールなどを使用して塗ってみましょう。そのうえで違和感がなければそこをベースの色にすればいいですし、何か違うと思ったら変更すればOKです。
手を動かすっていうことは視覚的に脳がイメージしやすくなるので置いた色に対してイメージを膨らませてくれます。
陰影は最低限でも良いと思っている
陰影をしっかりと描きこんで仕上げるイラストが上手いと思っている人がたくさんいるかもしれませんが、それはちょっと違います。
確かに写真みたいな素晴らしい絵もありますし、アニメのようなイラストもあります。全て絵のクオリティが高いです。
でも、それだけが上手い絵というわけではないです。自分の絵がちゃんとできていればそれは上手い絵だと思いますし、素人感の抜けた素敵な絵となります。
自分の絵をしっかりと作ることができれば上手くなっていきますよ!