イラストの制作は「ラフ制作~仕上げ」までが一般的です。
一般的というかほとんどそれしかないのですが汗
完成までにかかる時間はイラストレーターさんによって様々です。1時間くらいで描き上げてしまう人もいますし、4時間くらいかかってしまう人もいると思います。
イラストのテイストなどにもよりますが、できるだけ時間をかけずに完成させたいと思いませんか?
私もできるだけ早い時間で描けるように練習しているので、私なりの時間短縮の方法を紹介していこうと思います。
そもそもどの工程に時間がかかるのか?
そもそもイラスト制作で何に一番時間がかかるのかというと、私の場合は「ラフ~線画」までの工程に時間がかかります。
私は厚塗りをしないので着彩は結構すぐ終わったります。ただ、線画はキャラクターを描くのにはとても大事なので、かなり時間をかけて描いてます。
最近はラフを先に描いておいて、あとから線画~完成までをするようなやり方をしているので、むしろ思いついた時にラフだけでも制作しています。
こうすることで線画から完成までの時間をできるだけ描くときに時間をかけずに終わらせることができるようにしています。
時短テクニック
キャラクターを見ていると大体イラストレーターの方は同じ工程を踏んで制作していますが、それが必ず通らないといけない工程ではないってことを最初に言っておきます。
着彩は最後にしないといけないわけでもないし、線画を最初にしないといけないわけでもありまえん。
ラフを描いたら着彩をしながら線画を描いたっていいわけですし、そもそも着彩自体を排除してしまってもいいわけです。
時間を短縮するための工程はたくさん潜んでいます。
白目を描かない方法もある
ほとんどの方は白目の部分を描いたうえで白目のかかるように影を描きますけど、これはなくても絵は成立します。
キャラクターさえしっかりとしていればそもそも描く必要がない工程でもあります。これだけでも一つの工程を短縮することができます。
有名なイラストレーターの望月けいさんは、白目を描かないイラストで有名だったります。それでも十分魅力的な絵を描かれています。つまりは、必ず必要っていうわけではないんです。
それなら描かない選択肢を選んでも不思議ではありません。
力まず力を抜いて描き続ける
好きなこと、趣味のことに関して力んで「趣味なんだからやらないと!」って思って取り組む人はいないと思います。
お絵描きも同じです。
「色塗りをしっかりとしてクオリティの高いイラストを描かないと絵が描けるとは言えない」と思ってしまう人はいますけど、そんなことはありません。
むしろ、力まず、力を抜いて素直に描いた絵の方が自分らしく、素直に描けます。素直に描いた方が続けやすいですし、無理にモチベーションをあげる必要もありません。
モチベーションの維持方法はこちらでも描きましたけど、ここに書いてないで取り組んでいることといえば「イラストドローイング動画を観ること」です。
電車に乗っているときとかってどうしても機材を広げて描くわけにもいきませんし、普段生活していると描く時間って限られますよね。
そんな時、長く描かないでいるとどうしても描く気力が薄れてきてしまいます。
そんな時に私がしているのがドローイング系の動画を観ることです。人が絵を描いている姿を観ることで自分も描きたいっていう意欲が刺激されるので、描く時間を作って1枚描こうかなとか、時間ができたら描こうっていう気持ちになれます。
人が食べているものはなんでもおいしそうに見えるっていうあの効果にちょっと近い気がしますけど、これをすることで「描く」という行為から遠ざからないようにしています。
それからなんでもいいから描くようにしています。顔の輪郭を描く、ポーズを思いついたから描きためておく、四角を描く、丸を描くとかなんでもいいです。
丸を均一の大きさで描き続けるだけで絵が上手くなるっていう研究もあるようなので、続けること知らない間に上手くなっているかもしれないですね。