ゆうりの日常

イラスト制作ブロガー。ちびキャラをメインに制作しています。絵に関しての記事書いています。特撮オタクなので特撮記事も多く書きます。

【ウルトラマン】ウルトラマンギンガ ニュージェネレーションヒーロー復活の兆し

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今のニュージェネレーションヒーローを復活させたと言っても過言ではないウルトラマンギンガ。

ニュージェネレーションの中でも私が特に好きな作品で、1期、2期と連続でテレビシリーズが放送された唯一のウルトラマンでもあります。

そんなウルトラマンギンガを少し語っていこうと思います。

 

ニュージェネレーションヒーローに関してはこちらでも紹介しています。

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ウルトラマンギンガがあったからこそウルトラマンは復活できた

ウルトラマンは、新作制作自体をウルトラマンメビウスから行っていませんでした。しかし、映画の製作はされていて、作品作り自体は行っていました。

 

テレビで放送がされるようになったのは「ウルトラマン列伝」という過去の名作などを再放送する番組が展開していたのは知っていると思います。

 

ウルトラマン列伝自体は2011年7月6日~2013年6月26日まで104話が放送されていて、一応放送期間自体は最長ではあります(途中までは新作なし)。

 

そんな中で満を持して登場したのがウルトラマンギンガでした。ウルトラマンギンガは全部で11話が放送され、ギンガ名義では2作が制作されました。ただ、制作予算の関係で「新作怪獣はなし(ダークルギエル等はあった)」「撮影場所は学校周辺のみ」「防衛隊なし」という異例だらけでした。

 

さらに放送自体も変わっていて、前半部分を7月から放送したら一度放送は終わらせ、後半は11月から再開させる、という不思議な仕様。これはおもちゃ商戦に合わせた放送形態だったんですけどね。

 

ただ、これがあったからこそウルトラマンは復活することができたんですよね。

ウルトラマンギンガの戦略

ウルトラマンギンガの放送形態がおもちゃ商戦に合わせてされているのは、「玩具に拡張性を持たせたから」でした。

 

ギンガの変身アイテムである「ギンガスパーク」は、ウルトラマンの玩具としては古からあるソフビを拡張アイテムとして使用します。そのため、新たに玩具を考えなくても、今までの技術に個別認識シートを付けるだけで販売させることができます。

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仮面ライダーの拡張アイテムは、毎回姿かたちを変えないといけないため手間やコストもかかりますが、それが大幅に削減させることができるのは少ない予算で売り上げを立てることができるいいアイデアでした。

 

写真は手元にあったソフビ達です。

サイズは今までのソフビよりも低くなっています。

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足の裏にはライブサインといわれる個別認識ピンのようなものが付いています。

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これを考えた人は天才かもしれない!!!

タイプチェンジがない代わりにクリスタルでいろんなものを表現する

平成のウルトラマンといえば、ウルトラマンティガやウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアなどの代表される「タイプチェンジ」が斬新かつ面白いところでした。

 

この辺は2000年からの仮面ライダーでは普通に行われているものではありますが、ティガの放送は96年なので、その前から編み出されていたわけですよね。

 

それを考えると非常に面白いアイデアだと思います。

 

ただ、ウルトラマンギンガはタイプチェンジをしない代わりに、頭、両肩、両腕、両足、カラータイマー周辺の青いクリスタルの発光パターンで光線の種類を変えることができる、という手法を取り入れました。

 

一見すればなんてことないものですけど、これも少ない予算を有効活用した事例だなって思います。

 

タイプチェンジをするということはタイプチェンジ後のスーツが絶対的に必要になります。それ用のスーツ1着を作るのにも手間がかかりますし、人件費、製作費がかかりますよね。

 

ただ、これをクリスタルの発光パターンで変化を表現することができれば、発光色を変えるだけでいいわけです。スーツは1着を手直ししながら使用していれば問題ないのでその分の材料費は削減できます。

 

クリスタルの発光パターンで発動できる光線が変わる仕様です。

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人件費もそこまでかからないので玩具等の売り上げて回収することができます。

防衛隊スーツ不要

ウルトラマンギンガSでは防衛隊が一時的にではありますけど復活しますが、ウルトラマンギンガでは防衛隊が出てこないので防衛隊基地のセットやスーツの制作が不要になります。

 

学生服は簡単に安価で調達できますし、それを劇中用に装飾しなおしてもそこまでバカでかい制作コストがかかるわけではありません。そのため、この辺も削減できます。

 

そういう細かいことが近年のウルトラマン復活の為の製作費の回収につながっているんだと思います。

 

でも、それを無理にくっつけて制作されているんじゃなく、「今回はこういう設定なんだよ」感を出しながら放送しれてくれたので何気に違和感ありながらも受けれた私がいました(笑)

ウルトラマンギンガでの工夫が今のニュージェネレーションに繋がる

コストの削減のために登場させなかったのであろう防衛隊の存在が、今のニュージェネレーションの一つの味になっているのは成功事例として挙げても良いと思います。

 

ウルトラマンは必ず防衛隊が出てきて、防衛隊を取り巻く環境の中に一般人との交流や怪獣、ウルトラマンとの交流が描かれてきていました。

 

それが、ギンガからは採用されなくなったことで自由にストーリーを展開させることができる為、より自然の中にウルトラマンと怪獣が存在する、という面白さが出てきました。

 

ウルトラマンが一つ動いたのがウルトラマンギンガなのではないかと思います。

ウルトラマンギンガSから今までの要素が復活!

ウルトラマンギンガSからは従来の「防衛隊」が復活します。また、ウルトラマンガイアからある「二人目のウルトラマン要素」が復活し、地底のウルトラマン「ウルトラマンビクトリー」が登場します。

 

タイプチェンジ要素も形は少し違えど復活し、ウルトラマンギンガストリウムが登場します。

怪獣もレッドキングを新規スーツで作成したり、合体怪獣が登場したりするなど、比較的オリジナル要素が多くなってきました。

 

これらの要素は前作での苦戦を強いられながらも良いものを作ろうという意気込みが売り上げに繋がったからなのかもしれません。

ウルトラマンギンガSも列伝内で放送

ただ、単独放送はまだ難しかったために、新ウルトラマン列伝内での放送でしたが、全16話放送で、真ん中で区切らずに一気に放送していました。

 

ウルトラマンは今まで映画での共演などはありましたけど、正式に2期として制作されたのは後にも先にも「ウルトラマンギンガ」のシリーズだけです。

 

本来は2期を制作する必要はなかったと思うんですが、前作が不完全燃焼だったのでしょうね。放送形態も異色で、かつ設定が多い割には放送話数の関係で回収しきれなかった、というのがありましたから。

 

ある意味ギンガの世界観をしっかりと作りたいために2期の制作を決定させたんだと思います。

映画の展開もかなり頑張っていたウルトラマン

ウルトラ10勇士での平成ウルトラマン勢ぞろいは圧巻でしたね。

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今まで昭和のレジェンドウルトラマンが揃うことは何回かありましたけど、平成のウルトラマンが揃うことはほとんどありませんでした。

 

それがティガ、ダイナ、ガイア、コスモス、ネクサス、マックス、メビウス、ゼロと一気に映像に揃ったのは多分これだけだと思います。

 

さらに、マックスはメインの映画が製作されてないため、劇場版でちゃんと活躍したのはこれが最初だったと思います。ネクサスもテレビ版での形態で出てきたのは確か初ですよね。

 

そう考えると、この作品はギンガだからこそできたものなのかもしれないです。

 

そういう意味でもウルトラマンギンガというシリーズは今のウルトラマンを作り上げた「復活の兆し」だったんだと改めて関心しました。

ニュージェネレーションクロニクル

現在、ニュージェネレーションクロニクルにて、ギンガから始まるニュージェネレーションにフォーカスを当てた再放送番組が放送されています。

 

ニュージェネの魅力が満載なので是非観てみてくださいね。

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