昔は「イラスを描くなら5頭身~7頭身くらいの、いわゆる“アニメキャラ” を描かないといけない」という変な固定概念を持っていました。
その為、一生懸命頭身の高いキャラクターを描いていました。でも、どう描いてもバランスがとれなかったです。
描けてもバストアップくらいでした。
なので、諦めていたんですが、ある時思ったんです。「できないならできるものを描けばいいや」ってね。
ちびキャラを描き始めた
まずは、私が描いた頭身の高いキャラクターを見てもらいましょう。泣きたいレベルで壊滅的に下手ですが。
はい、この残念でならない下手くそな絵はいまだに自分で見ても「下手で下手で仕方ない・・・」と肩を落とします(笑)
その為、「描けないんだ、じゃあ頭身高い絵なんて描くのやめよう」って思い、この絵以降頭身の高い絵を一枚も描いていません。
それからは、開き直ってちびキャラだけを描くようにしました。
ちびキャラを描くとバランスがとれるようになった
ちびキャラをちゃんと描き始めたら不思議と体全体のバランスがとれるようになりました。
ちびキャラの方が意外と難しいっていう話も聞きますけど、私にはむしろこっちの方が楽だったんですよね。
人には向き不向きがあるんだなぁーって感じた瞬間ですね。
ちびキャラを描き続けるとポーズを自由に取らせられるようになった
ちびキャラってポーズ取らせるの大変って言いますよね。
頭身低い分できないポーズがあるのは確かですけど、多分、立っているポーズが多くなっちゃうんじゃないかなってくらい難しいと思います。
でも、描いているとなんでも成長するもんで、ちびキャラで自由にポーズをとらせられるようになりましたね。
ポーズによってはまだ慣れない感じになっちゃう事もありますけど、頭身高いキャラよりもずっと楽にできるようになったんです。
描ける時に描き続けるっていうのはやっぱり少しずつでも成長するんだなって思いました。