キャラクターを描く上で、ポーズをつけようと思うと「重力」を意識することがとても大事になります。
どこに重力がかかっていて、どういうバランスなのかをしっかりと意識しておかないとキャラクターに説得力がなくなってしまいますよね。
でも、ちびキャラに関しては多少無視した方が可愛らしく、自由に動かすことができるようになると思っています。
今回は、ちびキャラを動かすのに重力を気にする必要があるのかどうかの話をしようと思います。
重心だけは気を付ける
ちびキャラといえども人間を描いているので、必ず重心はありますよね(笑)なので、最低限それだけは気を付けてあげましょう(笑)
キャラクター絵が無重力になってしまうと意味がありません。宇宙にいるという設定にすればありかもしれませんが、それでも人間のバランス感覚は働きます。
なので、重心だけは気を付ける必要があります。ただ、中にはソーシャルゲームのキャラクターのように地に足がついていないポーズとかもあるので、頭の片隅に入れつつ描くと良いでしょうね。
ちびキャラが重力を多少無視しても良い理由
ちびキャラは、重力を多少無視しても良いと思っています。ちびキャラは可動域が狭いので、ポーズをつけようとすると限界があります。なので、重力を気にすると動かせなくなることがあります。
そういう時は、可愛らしさを重要視して重心だけに気を配るようにしてあげると良いでしょうね。人間として無理があるポーズは、絵自体が上手く見えませんし、違和感が生まれてしまいます。
人間がとれる体の角度などは意識しつつ、そのうえで自由に描いてあげると可愛いポーズをつけさせることができると思います。
このイラストはかなりアクティブなポーズをとってますけど、重力を考えたら不可能です。
頭身が高いキャラクターならキービジュアルとかならありそうですけど、ちょっと印象は変わると思います。
ちびだからこそ可愛らしくできるポーズですよね。
重力完全無視も中にはあり
可愛く描くために完全に重力を無視してしまうのも中にはありです。
例えば転んでいる瞬間を切り取るとか、ジャンプしている瞬間のような一瞬を切り取る場合は完全に無視しても絵になりますよね。
ただ、ポーズによっては重力を無視しないとできないものもあるので、ある意味自由に描けるのがちびキャラの良さだと思います。
まとめ
ちびキャラを描く上でどこに重心がかかっていて、どのバランスなのかを意識する必要はありますけど、重力に関しては時には無視しても良いと思います。
その方がちびならではの可動域の中でのかわいらしさが出ると思うからです。ただ、まっすぐ立たせる時や座らせる時などのポーズの時はしっかりと重心を考える必要はあります。
あくまで可愛らしく描くときに無視も必要だよっていう話でした。