ゆうりの日常

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クレヨンしんちゃんファンが選ぶ!観ておきたいクレヨンしんちゃん映画3選

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子供から大人まで人気のある国民的アニメであるクレヨンしんちゃん。

その人気は作者が亡くなっても衰えることを知らず、声優さんの交代劇などもありながら今もなお新作が作られています。

 

私は、そんなクレヨンしんちゃんを原作コミック1巻の発売日から買っていて、アニメも第一話からずっと観ています。映画も第一作目から全部観ています。

 

そんな私が選んだ絶対に観ておきたい映画を3つ紹介しようと思います。

クレヨンしんちゃん映画の魅力

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クレヨンしんちゃんの映画の魅力は、何といっても笑いあり涙ありの絶妙なバランス感だと思います。

 

映画では、必ず何かしらのテーマ性を持たせているものが多いですが、それ以上にキャラクターのセリフ一つ一つが胸に刺さる感動の場面があります。

 

家族愛、友情などがメインですが、中には人間以外のペットや異星人との友情なども描かれていて、幅が広いです。

 

そして、必ずどこかに感情移入ができる部分が含まれていて、共感性があります。そこにクレヨンしんちゃん映画の良さがあると思います。

 

また、映画のクレヨンしんちゃんのもう一つの良さは、「ストーリーの進行」にあります。

 

クレヨンしんちゃんの映画の展開は、日常から始まり、少しずつ、わからないくらいゆっくりと非日常が浸食をしてくる、というところにあります。

 

そして、気が付いた時にはすでに野原一家以外の全てが浸食されています。そこから始まる映画のストーリーはとても見ごたえがあります。

秀逸だと思うクレヨンしんちゃん映画3選

今回は、ライトにクレヨンしんちゃんを知っている世代に対しておすすめできる作品として3つ紹介します。

 

クレヨンしんちゃんのヘビーリスナーからしたらちょっと違うかもしれませんし、クレしんファンからしてもちょっと違うかもしれませんが、「1作で完結して観られるもの」という部分で選びました。

爆睡!ユメミーワールド大突撃

  • 公開日:2016年4月16日
  • 作品数:24作目
  • 脚本:劇団ひとり、高橋渉
  • 監督:高橋渉
  • 興行収入:21.1億円(劇場版興行収入ランキング3位)
 ポイント

ユメミーワールドは、今までの映画に出てきたしんのすけ好みの年上のお姉さんではなく、年齢が同じ少女がゲストキャラクターとして登場します。

 

その為、珍しくしんちゃんではなく、風間君、マサオくん、ボーちゃんがサキちゃんに惚れてデレデレするシーンがあるのが面白い(笑)

 

今作は、しんのすけ役の矢島明子さんとひろし役の藤原啓治さんが共演した最後の作品となっています。

 

作品は、前半はカスカベ防衛隊がメイン、中盤は野原一家がメイン、終盤はカスカベ防衛隊とみさえがメインになるように構成されていて、特に終盤は母と子の関係性が見えるストーリーになっています。

 

映画全体はメインキャラクターであるサキちゃんの性格やキャラクター性などがメインに描かれています。お馴染みのカスカベ防衛隊に関しての情報は、それぞれの将来なりたい夢などの描写がありますが、そこまでキーになることはないので、流してみても問題ありません。

 

どちらかと言うとカスカベ防衛隊メインの作品なので、ギャグが要所要所に含まれていますが、クレしん映画にしてはかなり控えめで、わりと子供より大人の視聴者が見やすい構成です。

 

バクを探すのに出てきたのはバクはバクでも大和田獏だったりして渋い小ネタが多い。当時人気だったとにかく明るい安村さんなども悪夢の世界で出てきますが、いるかなぁ~感が否めない(笑)

 

クレしんは毎回その時に人気のある芸人さんや俳優さんを起用したりしているのがお約束ですけど、不要な気もします。一応比較的多めに絡んでくるので、それなりにポジションは多く、一瞬の起用じゃないあたりは2010年以降の作品の中では珍しい方です。

 

今作もどちらかと言うとホラーテイスト寄りで、サキちゃんの悪夢に登場する母親のサユリ幻影がトラウマ級に怖いです。

 

クレしん映画にありがちな後半のギャグテイストがなく、最後までホラーテイストを貫きつつ、伝えたい部分をみさえのセリフとして持ってくる演出は、すごく良いと思います。

 

良くまとまっているのでクレしんの映画の中で、個人的にはオトナ帝国やアッパレ戦国と並んで観てほしい作品です。

ヘンダーランドの大冒険

  • 公開日:1996年4月19日
  • 作品数:4作目
  • 脚本:原恵一、本郷みつる
  • 監督:本郷みつる
  • 興行収入:12億円(劇場版興行収入ランキング同率20位)
ポイント

オトナ帝国の原恵一さんの脚本と、当時テレビ版の監督もしていた本郷みつるさんとのタッグの作品です。

 

ひまわりがまだいなくて、カスカベ防衛隊も活躍しません。さらに、テレビ版でのサブキャラクターであるチーター河村くんが前半にしっかりと登場して突っ込み役に回っています。

 

ヘンダーランドは、オトナ帝国やアッパレ戦国よりも影は薄いですけど、それなりにファンが多い気がします。

 

当時小学生だった私は、劇場でこれを観た時、正直怖かったです(笑)ストーリー中盤でひろしとみさえが人形にすり替わるシーンがありますが、ここが当時の私にはトラウマでした(笑)

 

作品自体は、序盤から中盤はかなり重く、シリアスに展開しますが、最終局面のマカオとジョマとの対決はかなりギャグが多く、笑えます(笑)

 

でも、無理やり感がなく、同じ作品内ですんなりと受け入れることができるので、中だるみがなくてすっきり終われます。

 

ふとした時に選んでほしい作品ですし、オトナ帝国やアッパレ戦国を観すぎている人にもたまに観てほしいなって思います。

 

ゲストキャラクター数も子供が覚えやすいくらいの数しか登場せず、それぞれに個性が強いので見分けがつきやすいです。

 

敵側5人。それぞれがじゃんけんの手が名前に入っています。

  1. マカオ
  2. ジョマ
  3. クレイ・G・マッド(Gの部分がグー)
  4. チョッキリーヌ・ベスタ(チョキ)
  5. ス・ノーマン・パー(パー)

味方側1人。トッペマ・マペットだけです。

メモリ・ミモリ姫とゴーマン王子はキーキャラクターとなるので敵でも見方でもない立ち位置です。名前的に傲慢な王子ってなんかいや(笑)

 

そんなヘンダーランドですが、スルメのように戻りたくなる作品だと思いますよ!

 

クレしん映画お得意のオカマさんが良い味出してます(笑)

 

そして、風間君のマニアっぷりが遺憾なく発揮されていて、序盤のヘンダーランドの説明役に回っています。ただ説明するだけじゃなく、ちゃんとストーリーに馴染んでいるのは、さすが脚本家さんです。

 

そもそも風間君はもえPオタクで、コレクター気質があるので、ある意味適任だったわけですね。

暗黒タマタマ大追跡

  • 公開日:1997年4月19日
  • 作品数:5作目
  • 脚本:原恵一
  • 監督:原恵一
  • 興行収入:11.3億円(劇場版興行収入ランキング21位)
ポイント

しんのすけの妹であり、野原一家の長女である「野原ひまわり」が初登場した作品です。

 

また、本郷みつるさんからメインの監督がオトナ帝国の原恵一さんがメガホンをとっているので、それまでのファンタジーテイストだった作風がかなり現実寄りになっています。

 

その為、クレしんお得意の現実から非現実への変化が冒頭からあります。また、クレしんお決まりのオカマキャラクターが前作のヘンダーランドの逆で、味方側ポジションになります。

 

出てくる映画限定のキャラクターの数がかなり多いので、少し把握しづらい部分はありますし、珠由良ブラザーズの3人の個性が少しわかりにくい感じもします。

 

メインで野原一家に関わるのは以下の4人です。

  • ローズ(長男で本名はタケシ。太っていてマザコン。一番の原家に絡んで行動する。
  • ラベンダー(次男で本名はツヨシ。緑色のチャイナドレスを着ていて一番女性的。
  • レモン(三男で本名はキヨシ。黄色い服を着ていて厚い唇が特徴。
  • 東松山よね(グロリアと言う名前で読んでほしい刑事。拳銃の腕前が尋常じゃないくらい悪い拳銃音痴

その他、珠由良族の人たちとのかかわりもあります。村の人たちもそれなりに設定がありますが、正直見分けがつきづらいのであまりちゃんと把握はできないと思います。

 

敵側の珠黄泉族のトップである玉王ナカムレが明らかな中村玉緒さんモチーフのだったりの小ネタが多いのは健在です。

 

今作の見どころは全編等しての銃撃戦やアクション、カーチェイスなどのスピード感です。その為、見ごたえがあります。

 

ギャグとシリアスのバランスが丁度良く、無理に入れ込んでいないのでダレずに見ることができます。

 

珠黄泉族側の目的が明確で、そのゴールに向かうためのストーリーなので、脱線がないのも好ポイント。

 

さらに、オチに大きなギャグを持ってくるあたりはさすがはクレしん映画だと思わされますし、重いだけの作品になっていないのも子供が観る作品という部分をしっかりと意識していると思います。

 

映画自体のストーリーはちゃんと進みますが、野原家としては妹ができたことでのひろしとみさえがひまわりを溺愛するので、お兄ちゃんであるしんのすけが嫉妬するシーンが随所に見られます。

 

兄弟がいる人なら共感できるポイントだと思います。そのことで、しんのすけが大人へと少し成長していく過程が見て取れます。

 

クレしん映画の中でもオトナ帝国、アッパレ戦国に次いでおすすめする人も多い作品ですね。

なぜオトナ帝国を選ばなかったのか

クレしん映画の中でも特に人気の高い「オトナ帝国」ですが、今回は選んでいません。

 

その理由は、「関係性を理解していないとより深くは入り込めない為」です。

 

大人VS子供という対比が面白く、家族愛が全面的に押し出されている作品ですが、野原一家の関係性、カスカベ防衛隊の友達としんちゃんとの関係性をより深く理解していないとちょっと感動が薄いのかなって感じます。

 

もちろん、純粋に感動できて、涙無くしては観れない作品です。しんちゃん役の矢島明子さんがしんちゃん映画の中で一番好き、と言ってくれているくらいの作品です。

 

ただ、ライトに知っているよりは深く知っている方がより楽しめると思ったので、あまり深く関係性を理解していなくてもそれ1作でスッと観られる作品を選びました。

 

あくまで参考程度に私が気軽に観れて、感動できたり笑えたりできる作品って何かなっていうので選んだので、個人の意見として読んでくれるとありがたいです。

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3作品ともメインとなるキャラクターが違う

今回選んだ3作品は、どれもメインになっている所が違います。

  • ユメミーワールド⇒カスカベ防衛隊メイン
  • ヘンダーランド⇒しんちゃん一人がメイン
  • 暗黒タマタマ⇒野原家がメイン

カスカベ防衛隊メイン

カスカベ防衛隊がメインの作品は、映画全体がテンポよく進み、ギャグテイストが多い作品が多いです。例えば、今回選ばなかった「バカうまっ!B級グルメサバイバル」なんかは、特にわかりやすいと思います。

 

伝説のソースを届けるためにカスカベ防衛隊が活躍しますが、映画全体がポンポン進んで、景色が目まぐるしく変わっていくので、ずっと新鮮観ることができます。

 

オトナ帝国が名作と言われる部分は、感動だけではないと思っています。オトナ帝国は、野原家メイン、カスカベ防衛隊メイン、しんちゃん一人がメインの3つが一つの映画の中でバランスよく展開していきます。

 

映画全体のテンポをコントロールしているために、視聴者を引き付けておくタイミングが絶妙です。

 

前半は、野原家が活躍し、万博の説明をしっかりと見せていき、中盤は映画自体が中だるみしやすいので、カスカベ防衛隊をメインにしてスピード感とテンポをキープ。後半を野原家メインにしてテンポを落ち着かせて、最後にしんのすけメインを持ってきて最後まで走り切ります。

しんちゃん一人がメイン

しんちゃん一人がメインの作品はそう多くはないですが、ヘンダーランド以外には、「黄金のスパイ大作戦」が全編通してしんちゃんメインですね。

 

しんちゃん一人がメインになる場合は、映画のゲストキャラクターとのペアになるストーリー展開なので、キャラクターをしっかりと描くことを重視されます。

 

なので、よりキャラクターへの感情移入がしやすく、成長物語が描かれます。テンポはそこまで早くないですが、その分丁寧な描かれ方をします。

野原家メイン

野原一家がメインになる場合、テンポは一番スローです。家族愛がテーマになるので、感動物語が描かれ、ゆっくりと観ることができる分、全編通して描くと少しテンポが悪くなるので、別のキャラクターに前半を任せるようなストーリー展開がされます。

 

例えば、アッパレ戦国の場合、前半はいつも通りの日常を描きますが、中盤はしんちゃんと又兵衛の二人がメインとなり、又兵衛に説明役を任せています。

 

そして、後半でしっかりと野原一家を描いています。

 

野原一家が全面的にメインになっているのが雲黒斎の野望ですね。雲黒斎の場合、スピード感がそこまでない分、中盤から後半にかけてひろしとみさえが退場し、しんちゃんと吹雪丸の二人のシーンを作ってテンポを保っていますね。

 

そこが面白くさせている部分でもありますし、後半にギャグがたくさん入っています。最終戦は非常にテンポよく戦闘が展開していくので、面白くなっています。

まとめ

あえてライトにクレヨンしんちゃんを知っている人にお勧めできる映画、という視点から選んでみました。

 

なので、キャラクター同士の関係性がそこまで詳しくなくても作品として観ることができるものをメインに選んでみました。

 

ただ、3作品選んでみて思ったのは、「ホラーテイストなちょっとした怖さのある作品が2作あるなぁ」ってこと(笑)