2019年も半年が過ぎて、梅雨時期ですね。
7月なので、そろそろ梅雨があければ本格的に夏がきますが、そんな時期のイラストを作成しました。
梅雨のイラスト
雨の季節なので、傘を持っているキャラクターを描きました。
白いシャツとプリーツスカートは、学生っぽい感じが出るので、可愛いかなて思って選択しました。
ただ、普通の紺色系だとちょっと寂しいかなって思って、水色系を選択しています。
使用したのは、いつものようにザラザラ系の鉛筆ツールと、水彩です。
姫カットにしてみた
前髪ぱっつんのキャラクターが好きなので、比較的描きなれているので選びがちです。
ですが、今回はサイドや後ろもぱっつんにしていわゆる姫カットにしてみました。
姫カットって?
尼削ぎや振り分け髪と呼ばれていた伝統的な女性の髪型と、鬢削ぎの習慣を現代風にアレンジしたもので、とりわけ特徴的なぱっつん前髪は現代風のものである。
姫カットは、イラストやキャラクターにはよく使われますよね。
化物語の戦場ヶ原ひたぎも姫カットのキャラクターですね。
キャラクターにはよく使われる髪型ですけど、それを今回選びました。
あまり細かく描くとデフォルメではなくなってしまうので、最小限髪型の形だけを描くようにしました。
今回は、髪型をパーツとして捉える方法で行っています。
色の選択
髪の毛の色は、茶色系だとこじんまりした印象になってしまい、イラストとしては映えないかなって思ったので、学生だとありえないけど、絵ならあり得るピンク系を選んでみました。
傘は、どの色にしようかなって思って悩んだんですけど、自宅に緑の傘があることを思い出して、「いいかもしれない」と思って使ってみたんですけど、いい感じにバランスとれたかなって思います。
背景の色の塗り方
背景は、最初水溜りを描こうかなって思ったんですけど、描いているうちに気分が変わり、全体を塗りたくなりました(笑)
なので、雨っぽく水色系でザクザクと塗っています。
きれいに塗ってしまうと単調なので、ジグザグに荒い感じに塗ってから、ぼかしツールで全体をふんわりさせました。
こうすることで、白い部分と水色の部分が不均一になるので、雨が降っている感じを出せます。
雨を描くんじゃなく、周りの背景を描いている段階で雨っぽく見えるようにする、という逆転の発想。
最初に描きたいところ全体を黒く塗って、そこから白で模様を描いていく。この方法を使ってみたわけです。
雨は均等に地面に落ちてくるわけでもないし、等間隔で降ってくるわけでもないので、こういうやり方の方が味が出て良さそうですね。