ウルトラマンフェスティバルレポートの2です。
今年のウルフェスは、ウルトラ戦士や怪獣だけでなく、隊員にも多少スポットがあたったような展示もあったり、変身アイテムにスポットを当てた展示があったりして、面白かったです。
レポート1はこちらからどうそ。
今回は、変身アイテムの展示を紹介しますね。
変身アイテム展示
変身アイテム系の展示が、初代から最新手前のウルトラマンジードまで展示されていました。
ただ、ガラス張りの中での展示なので、映りこんでしまって、できるだけ映らないように撮るのに苦労しました。
展示方法は、「変身アイテム」「アイテム名と放送年度の書かれたプレート」「いわゆるグングン時の写真」「本放送時の台本」がワンセットで展示されています。
展示2段にわかれていて、下段のものはキレイに撮影できましたけど、上段のものはちょっと難しかったので、ご了承ください。
こちらはセブンですね。
初代ウルトラマンとセブンの台本は最終回のものが置かれています。
私も過去に舞台とかで役者をやっていたことがあるので、台本は手にしたことがありますけど、30分番組の台本は思っているよりも薄いですよ!
当たり前っちゃ当たり前ですけど、飛んでエースです(笑)
帰ってきたウルトランは変身アイテムがないですもんね(笑)せめてグングンの絵と台本だけでも置いてほしかった感はありますけど、アイテムがないのにそれだけ置くのもっていうことなのか、はぶかれています。
エースは冬の怪奇シリーズの時の台本なので、最終回台本で統一されているわけではなく、保存状態の良いものか、保存されていたものが置かれているっていう感じですかね。
タロウです。
タロウの台本は穴が2つ空いているので、このときは紐でくくっていたんでしょうね。
ここでははぶかれずにレオもちゃんとあります。
レオの台本には穴がないので、この時はすでに廃止されている方法のようです。また、放送日が書かれていないですが、その辺は持っていた人によるのでしょう。
ジョーニアスはアニメなので、変身アイテムは当時品がありませんが、ウルトラマン80もはぶかれています。
当時品がないのか、保存状態が良くなかったのか、大人の都合でしょう。にしてもネオスがきれいに残っているのはちょっと意外でした。
ネオスはテレビ放映されてない作品なので、登場機会が多くない分、残ってないのかなって感じもありましたけどね。
撮影で使ってから発掘することがなく、保管されていたから残っていたんですかね?
平成三部作系
ここからは平成三部作のアイテムを見ていきましょう。
順番的にはティガですね。
ティガのスパークレンスは、実物を間近で見ると、結構損傷していました。1年間使ってますし、その間にアクション等で落としたりもしますもんね。
開閉部分のクリアパーツの痛みが激しかったかなと思います。にしても、現物はやっぱりちゃんと作られていて、迫力が違いますね。
撮影で使っていた現物はつるのさん本人が所有していることで有名なウルトラマンダイナのリーフラッシャー。
展示がある時などは必ず持ってきてくださいという約束の元、本人が所有しているようですが、これはご本人からお借りしているのでしょうかね?
どっちにしても迫力はもちろんありますね。
ティガなどに比べると損傷があまりないなっていう感じがするのがガイアです。
開閉などのアクションがない分、パーツ自体もしっかりしていたのでしょうか。アイテムにアクションが加わるとどうしてもその部分は少し衝撃に弱くなってしまいますしね。
ガイアの場合はクリアパーツも前面にだけ使われているだけなので、そういう意味では強度はたかかったのでしょうね。
展開ギミックがあったアグレイターですが、思ったよりも厚みもなく、すっきりしている印象です。
台本はやはりアグル誕生の回ですよね(笑)
平成二期系
平成二期からは管理体制がある程度整っていたと、役者さんからの話もあるように、保存状態は劇的に良くなっているような印象があります。
最近ウルトラレプリカの発売が決定して、すでに購入予約をされている方もいるコスモスのコスモプラック。
それなりに傷は見られましたけど、それでもティガに比べるとかなり保存状態は良かったです。
コスモプラックは先端が全て展開する仕様なので、クリアパーツが多く、比較的損傷しやすそうですけど、この頃には保存に関しては厳重だったと杉浦さんもおっしゃっていたので、そのおかげかもしれないです。
こちらも本編以外には登場機会のないネクサスのエボルトラスター。
実際に使われていたものはかなり大きめでした。ウルトラレプリカは現物と同じサイズになっているかと思いますけどね。
音声ギミックはあとで加える為、そもそも鳴ったりするギミックがないので、その分しっかりした重さがあるようには見えますね。
残念ながらメビウスからは上段に飾られていたので、顔や周りの人が写らないように撮るにはこのアングルが精一杯でした。
メビウスブレスはかなりきれいに保存されていたようですね。また、本人が使用されていたものはやはりかなり大きかったです。
また、そもそも腕に装着された状態で天にかざしたら役割が終わるアイテムで、日常パートでは出てくることはないので、損傷はしづらいかなとは思いますね。
ナイトブレスも飾られていました。
メビウスブレスの時にも思いましたけど、思ったよりも薄く作られていて、ごつさはあまりないようになっています。
腕に装着することが前提だからでしょうかね。
ニュージェネレーション系
ここからは最近のニュージェネレーション系になります。個性が際立ち、拡張アイテムを使って変身するので、見た目のごつさもかなりあった印象があります。
ギンガスパークです。
結構見た目ごつくて厚みもかなりありました。
グングン写真が光飛びしているのは本当に申し訳ないです・・・。
展開ギミックだけでなく、変形ギミックもあるので他のアイテムに比べると倍くらいごつく作られています。
ただ、持ち手はそこまで長くない印象がありました。
エックスの形に発光してしゃべりに合わせて光るのは合成で作られているのが良くわかりますよね。
元々発光するように作られはいない感じです。なので、玩具よりもさっぱりしていて味気ない印象がありました。
オーブリングは、すでに輪っかの部分が塗られているような作りになっているようです。
脱着ができるようになっているのでしょうか。タイプ別に光らせる合成をする時の目印になるように塗った状態にしているのではないかと思いました(違うかな?)。
こう見ると、玩具の方がクリアパーツ使われていて、きれいですかね。
つい最近まで使われていたジードライザー。
見た感じちょっとコンパクトな大きさかなっていう印象がありましたね。
ジードに関していえば、2話分のサブタイトルが台本に書かれていたので、他のものよりも厚みがありますよね。
時代とともにやり方も変わっているんですね。
まとめ
アイテム展示の紹介でした。
見ていて思ったのは、アイテムの形状や登場頻度などで損傷度が結構違うなっていうのと、平成になってからはその話の放送日がパッケージに記載されなくなったなってことです。
手に持って、常に身に着けているようなアイテムは結構痛みが見られましたけど、変身時にのみ使用するものとかだと、登場が少ないのでさほぼ痛みはないように思います。
それと、ギミック上発光や音はあとから付けたしがされるので、そういったギミックがない分、かなりしっかりした作りになっていて、重さがあるんだろうなっていうのが見ているだけでも伝わってきました。
玩具は鳴ることでなりきり遊びができるのが良さですが、撮影で使用していた鳴らないアイテムでも、それはそれで可能なら手にしてみたいですよね。