イラストレーターにも得意なテイストと苦手なテイストがあります。
アニメ風の萌えイラストが得意な人も入れば、リアルな絵画のようなテイストが得意な人もいます。
私のようにデフォルメでちびキャラが得意な人もいます。
それぞれに良さがあり、どっちが偉いとかそういったものはありません。でも、ほとんどの人は「リアルで本物みたいな絵」や「可愛いアニメのような絵」を褒めて、デフォルメの絵はあまり褒めません。
なぜか。
「特技=神業」と思う癖があるためです。
特技って聞かれると人に自慢できるようなものなんてない、と考える人がほとんどだと思います。
テレビで特集されるのはどうしても人並み外れたスゴ技を披露して喝采を浴びるからです。
この間テレビでニュースを観ていたとき、レゴブロックで自動紙飛行機折り機を作ったとして話題になった大学生を取り上げているのを観ました。
確かにすごいと思います。人がやらないような事を成し遂げてしまうのはそれだけで黄色い歓声を浴びますよね。
毎日新聞がYouTubeに動画をアップしていたので載せておきます。
22歳という若さですが、レゴ公認のレゴ部に所属されているみたいです。
これは明らかに特技ですね。
では、これくらいのことができないと特技と読んではいけないのかと言われると、私は違うと思います。
お絵かきも同じで、リアルなものやすごい細かい絵を描かないとすごいと言われないのは少しだけ違うと思います。
だからといって、自分の絵がそこまで細かく、丁寧に描かれていなくても卑屈になる必要はありません。
そこまでの絵が描けなくても特技と言って良いと思っています。
デフォルメイラストとリアルイラストの共通点
デフォルメイラストもリアルイラストは、それぞれテイストもタッチも全然違いますが、一つだけ共通していることがあります。
それは、物を観る力を必要とする、ということです。
つまりは観察力が必要ということですね。
どっちの絵を描くにしても、まずは物体をよく観察して、構造を把握する必要があります。
私も学生の時に描いたイラストは、どちらかと言うとリアル寄りな絵でした。
しかし、今描いているのは簡略化されたデフォルメなイラストです。
2頭身の小さなキャラクター達をメインに描くようになったのは色んな作家さんの影響を受けたからで、絵のテイストが変わるのは普通の事です。
ただ、どっちの絵を描くにしても必要なのはものをしっかりと観察することで、人を描くのには人をよく見ないと描けません。
そして、しっかりと観察したうえで、それをそのまま表現するか、デフォルメするかの別れ道が自然に目の前に現れます。
その時、どっちを選択するかの違いなだけなのです。
これはそのイラストレーターさんが描ける方向性、テイストによって変わります。無理に描けない方を選択する意味はそこまでありません。
自信をもってちびキャライラストを描き続ける
絵に関してだけは昔から得意だったので、それをちびキャラという方向で活かしのが今の私です。
リアルイラストやアニメ系のイラストよりはすごいねと言われるテイストではないですけど、自信をもって才能だと言えます。
デフィルメやちびイラストができます!は私の自信だし自慢。
— ゆうり@ブロガーちびキャラ絵師 (@yurimania0721) September 28, 2019
リアルな絵はできないけど、デフォルメやちびが描けるが私のイラストレーターとしての道。
リアルイラスト、アニメ系イラスト、絵画などはできませんけど、なにかしらで活かせる方法を考えつつ、描き続けて発信し続けようと思います。