女性の悩みを聞いたことがある男性は少なからずいると思います。
でも、悩みに対して何かしらのアドバイスをしたら変な空気になったことはありませんか?
男性からしたら親切心でやっていることではありますが、女性の立場からしたらその親切心は有難迷惑になっていることがあります。
なぜそんなことが起こるのかと言うと、女性の脳は、共感脳と言われていて、話に対して共感をしてほしいという考え方が強く出るからです。
対して男性の脳は解決脳、目的脳と言われていて、解決策を提示したがるようになっています。男性は相手に対して解決策を与えることで話に決着をつけたがるようになっているのです。
しかし、女性にしてみたら、解決策なんてものは必要がありません。
女性の共感脳の特徴
例えば、相手の女性が「会社の〇〇っていう上司、ホント意味わかんない。嫌なことばっかり押し付けてきて自分は何にもしないんだよね。」って話を持ち掛けてきたとします。
この時、男性の反応は、「簡単だよ。そういう時は〇〇すればいいんだよ。」とか、「〇〇って言ってみたら少しは変わるんじゃないかな?」って話に決着をつけたがります。
しかし、これは話をしている女性からしたらNGな聞き方です。
この場合、正解とは言わないまでも空気が悪くならない話の聞き方をするなら、「わかる!そういう人っているよね。なんで〇〇な人ってそういうことするんだろうね。でも、そんな中でもよく仕事していると思うよ。」って話している相手に対して共感してあげるのが良いでしょう。
具体的な解決策なんて正直提示する必要はありません。
解決なんか求めてないのですから。ただただ、話を聞いてくれて、自分を認めてほしいと感じているだけです。
キングコングの西野さんのCMの言葉を借りるなら「認めてほしいだけ。お前が居ていいんだとか、お前が必要なんだって言ってほしい」ということです。
体調が悪くて、「私今体調がよくなくて、〇〇なんだよね。」って女性が言った時、男性は「〇〇科で診断してもらった方が良いよ。」とか「一度〇〇受けてみなよ。」って返事をしてしまうと思います。
でも、これもNGです。女性からしたら「そんなの言われなくてもわかってんの!」ってなります。「お前の意見を押し付けるなよ、私は私の生活の中で考えて行動してるんだから。」ってなってしまうかもしれません。
こういう時も、共感だけしてあげて、大丈夫?って言ってあげるだけでOKです。次いで食べたいものを聞くとか、無理はしないでねって言ってあげるだけでだいぶ相手の気持ちは変わってくるでしょう。
少なくとも、私ならそれだけで救われます。あとの言葉やアドバイスは不快なだけです。
解決脳、目的脳の特徴
男性特有の解決脳、目的脳とは、一つの話に対して、必ず目的や話が解決してからじゃないと次に進めないのが特徴です。
なので、一つの質問や話に対して、決着をつけたがる癖があります。
女性の時と同じ例を出すと、「会社の〇〇っていう上司、ホント意味わかんない。嫌なことばっかり押し付けてきて自分は何にもしないんだよね。」っていう話に対して、男性は仕返しに何かを考えるか、「こうしてやろうぜ、ああしてやろうぜ」といった一つの解決を出したがります。
男性同士ならこの段階で話の目的は達成したので、やっと次の話題に映ります。
男性の脳は一つのことしか処理ができないため、一つ一つに「話を終わらせる」という目的を解決させることで情報を整理するようになっているのです。
なので、男性の話は女性からしたら面白くないと感じることがあるんですよ。
女性と男性のサイトの観覧の違い
女性のサイトの観覧方法は、サイトのトップに対して興味を示します。
少しでも共感できることがあったらクリックしていくのが女性のサイトの観覧方法です。
対して、男性のサイトの観覧方法は、目的を解決させるような見方をするので、観覧して自分の目的が解決したら離脱していきます。
なので、男性はサイト内にあるものをほとんどクリックしないのです。
女性と男性の脳は、話においてだけでなく、ものの見方自体が違うのです。
コンテンツの息を長くするならターゲットは女性を意識すると良い
昔、こんなツイートをしたことがあります。
男性は熱しやすく冷めやすい。
— ゆうり@ブロガーちびキャラ絵師 (@yurimania0721) July 16, 2019
女性は熱しづらく冷めにくい。
コンテンツを長続きさせるなら、男性を入り口にして女性ユーザーを獲得できれば良い。
それか、熱しづらい女性ユーザーを最初から獲得できれば良い。
女性アイドルが息が短く、男性アイドルが息が長いのはそういうのが理由としてあるかも
男性と女性の違いについてのツイートです。
これも男性女性どちらの方も共感できるのではないでしょうか?
女性のどっちの服が良いかな?への回答
これも男性が困る質問としてよく上がりますね。
女性が聞いてくる「ねぇ、どっちの服が良い?」ってお出かけや買い物で聞いてくる質問です。
男性の方、どう答えますか?(笑)
どっちでもいいよ、早くしてよとか、こっちかなって二択のうちの片方を答えるのは実はNGなことが多いです。
この質問をしている段階で女性はどちらかを決めています。
ただ、一応意見を聞こうと思ってとか、会話のきっかけが欲しくて聞いていることが多いです。
なので、「気分的にはどっちがいいの?」って逆に聞いてあげましょう。
その時の気分で女性は答えると思うので、「じゃあ、今の気分の方にしたら?」って言ってあげれば「うん、そうする」ってなることが多いでしょう。あくまで平均的には、ですが。
女性の性格をよく知っているなら性格に合った答えをしてあげると良いでしょう。
まとめ
大前提として、女性に対して具体的な答えを提示してはいけません。
具体的な答えは求めていないことが多いです。
ただ、相手が質問という形で話を持ちかけてきた時には、ちゃんと具体的な答えを提示してあげればOKです。
たいていの場合は「うんうん、そうだね。」って言ってあげれば問題ないです。間違っても否定してはいけませんよ。