久しぶりにお題スロットを回して記事を書いてみます(笑)
スロットを回してたら「好きな作家」というのが出てきました。
私はマンガとかは読めないので、基本小説や資料集ばかりなんですけどね(笑)
西尾維新さん
西尾維新先生は、物語シリーズから入ったタイプですけど、その書き方や物語性がすごく好きで、物語シリーズ以外にもいくつか買って読んでました。
物語シリーズ以外だと、私が特に読んで面白かったのは、難民探偵ですね。
主人公は就活に失敗した、いわゆる就活難民になってしまった女性「窓居証子」です。
生活をしなくてはいけないので、アルバイトなどをしながらなんとか生計を立てていたものの、お店が閉店してしまってその収入も途絶えることになってしまいます。
そんな時、変わり者で一族からは良く思われてない叔父である人気作家の家に居候として住むことになります。
その叔父のもとに警察から電話がかかってきて、事件に協力するよう言われるが、面倒なため、主人公の証子に代理に行かせることになり、事件の調査をすることになる、というストーリー。
本を手に取った経緯
この本を手に取った時は、ちょうど前職を辞めて、新しい職場を探している時でした。
ただ、なかなか決まらず、ふらっと家の近くの本屋さんに入って商品を見ている時にタイトルに惹かれて、一目ぼれで買いました。
主人公の状況が自分と少し似ている感じがして、共感できたので、すんなりと読めたんですよね。
なんかその時の自分とダブって見えたので、多分その時の状況がいろいろ重なって勇気と元気をもらった作品でしたね。
小野不由美さん
好きな作家さんというか、手に取って本が個人的にヒットしたので紹介しますね。
私が手にとったのは、残穢(ざんえ)という作品です。
作品に出てくるのは小説家で、あとがきで使う怖い話を募集している。
その中で久保さんというライターさんの話に目が止まり、興味を持っていきます。
その久保さんが転居してきた部屋では可怪しいことが起こっていくというホラー作品。
実際の作家さんが作品内に登場したりするモキュメンタリー的な作品になっています。
この作品は2016年に実写映画化してるみたいですね。私がこの本を手に取ったのもこのくらいの時期でした。
映画の予告はこちら。
実写化していることは知らずに、何の先入観もなく読んだのですが、じわじわと怖くなっていくような感じで、どんどんのめり込んでいきます。
めぐり合わせな感じがした作品だった
主人公の職業が作家で、私も当時「書く」又は「描く」仕事を探していたので、これも何かのめぐり合わせかなって思っていました。
で、話の中では家で仕事をする久保さんという方が出てきますが、この方はライターをされています。
ライターという仕事も探した当時の私は、素直に興味を惹かれたんですよね。
追記
映画自体をAmazonプライムビデオで観ることができたので視聴してみました。
映画のジャンルはサスペンスですけど、がっつりとホラー映画です。
作品自体が、土地の歴史を振り返っていくストーリーなので、どうしてもわかりにくい部分があります。
しかし映画では、回想的な演出で昔起こったことが流れていきます。話が進んでいくとどんどん謎が繋がっていき、そのたびに忘れないようにと一度流れた映像が流れていきます。
繋がるたびに映像が繋がって流れていくので、非常にわかりやすくなっています。
原作のイメージを壊さないようになっていて、じわじわと怖さが増していくような演出がされています。
中には映画全体を通して何かが起こることがあるわけではないから、だるいという意見もありました。
確かに全体を通してお化けが出てくるわけでもないし、脅かし的な演出があるわけでもありません。
ただ、最後の最後でそれらしきものが出てきて、ホラー映画っぽくなります。いらないって人もいますけど、これはこれで映画としてはある程度まとまっているので、私としてはよいではないかと思います。
まとめ
作家というか、本の紹介になっちゃいましたけど、西尾維新さんは素直に好きな作家さんです。
文章の書き方がとても面白く、日本語を巧みに操りながら、言葉遊びを上手く取り入れているので、非常に読みやすいですね。
小野不由美さんは、この本しか読んだことがないのに魅力的でこちらも面白い書き方をするなぁって思います。
文章って、全部同じなのに、書き手の個性でここまで変わるんだなぁって素直に思えました。
私も一応はWEBライターですけど、こういう魅力的な文章が書けるようになりたいなぁって思いますね。
WEBライターになる為の記事を昔書いたことがあります。
ライターを目指したい人が一人でもいるなら、少しは役に立つかなって思って書いたものです。
ライターっていう職業はこういうものだよっていうのも書きました。
気になったら読んでみてくださいね。
たまにはお題にそった記事を書くのも良いですね(笑)
ではでは。