年末の紅白歌合戦にも出場が決定し、波に乗っているロックシンガーLiSA。
「第70回NHK紅白歌合戦」に初出場させていただきます。今日までLiSAを支えてくれた世界中の皆さん、そして紅白歌合戦を通じて初めてLiSAを観て下さる皆さんに、テレビを通じてLiSAらしい“ライブ”をお届け出来る様に頑張ります。また一つ大きな夢が叶う瞬間をどうか一緒に大晦日見届けてね。#NHK紅白 pic.twitter.com/Igsv0r7qK8
— LiSA (@LiSA_OLiVE) November 14, 2019
私がLiSAさんを初めて知ったのは「Angel Beats!」というアニメのキャラクターの歌部分の担当として劇中で流れた歌を聴いた時です。
力強く、それでいて表現力がある歌声が魅力的だなぁって思って一発でファンになりました。
Girls Dead Monsterという劇中のバンドでツアーを開催し、アニメファンの前に姿を見せ、堂々と歌う姿は可愛くもあり、カッコよくもありました。
ライブにはいけなかったんですが、友達がライブのDVDを買ってきてくれて、それを友達の家で観させてもらったんですけど、その時には完全にファンになっていました。
有名になったのに、ファンの事を大事に考えて、毎回楽しい仕掛けを用意してくれるので、楽しませるプロ、ねりねりのプロと言われたりもしています。
ロックファンだけでなくアニメファンにも評価されていて、「アニメで流れた曲が数カ月先にCDリリースになる。そんなに待てないよね。みんなすぐにでも聴きたいはず」という思いで、CDリリース前にも関わらず、先行で音源をフル配信してくれるのは、LiSAさんぐらいです。
そんなLiSAさんは、有名なのにも関わらず、ファンの方のTwitterをフォローしてくれて、ファンの間ではLiSAさんにフォローされると「認められた!」「本物のLiSAッ子になれた!」と言われています。
そして、それをつぶやくと他のLiSAッ子から「おめでとう!」っていうリプを貰えるのが恒例行事のようになっています。
私もフォローしてもらえて、すごく嬉しかったのを覚えています。
LiSAというアーティストから人生を学ぶ
LiSAさんのファンの間では有名な話ですが、アーティストになるまでには平坦ではありませんでした。
こちらのインタビューでその生き方を知ることができます。
↓↓↓↓
https://www.buzzfeed.com/jp/tatsunoritokushige/lisa2019
色んな苦労を重ねながらも「音楽がやりたい!」「歌を歌いたい!」という強い気持ちだけをバネにして、くじけたり、心が折れたりしながらも夢を諦めない生き方。
こういった熱意を持った人って実はすごく少ないんじゃないかと思います。
ちょっと小突かれただけで夢を諦めてしまうような人が多い中で、LiSAさんは最後まで諦めなかったため、夢を掴むことができたんです。
この生き方は学ぶべきことがたくさんあると思います。
音楽を自分の夢に置き換える
「自分のやってきたことは音楽だけ。音楽しか道がなかった。」
とLiSAさんは言っています。
これは音楽じゃなく、自分の今の夢に置き換えることができます。
私の場合、絵とブログです。
ブログは2年続けてきた経験と自信がありますし、絵は小学校中学校の時に褒められた唯一のものでした。
結果的に私は一度絵を手放してしまいましたが、もしずっと続けていた別の人生があったかもしれません。
でも、私は私の生き方に後悔していません。
その時その時で情熱を傾けることができるものと出会えたからです。
そして、結局は絵が一番好きだとなって今に至ります。
最終的に私に残ったのは絵とブログでした。それが私が本当にやりたいことなんだと思えました。
LiSAさんは、やりたいことは諦めなければ絶対に叶えられる、ということをインタビューで振り返ることで教えてくれています。
これは、LiSAさんだけじゃなく、誰にだってあてはめることができると思います。
LiSAさんの音楽の魅力
LiSAさんの音楽の魅力は「背中を押してくれる曲」であることと「何も信じられなくなっても唯一信じてくれるもの」であることです。
Letters to Uの1曲目「Believe in myself」の歌詞には、
Believe in myself
いつか この曲聴いた誰かが
今を愛せたらいい
という歌いだしから入ります。
デビューミニアルバムの1曲目のド頭でこの歌詞から入る。
今までの思いが全て込められている上に、「背中を押してくれる」歌詞の魅力が全て詰まっています。
それも、強制的ではなく、優しく、包むように。
また、伴奏がなく、アカペラでの歌いだしなので強い思いを感じます。
同じアルバムの中に「エスケープゲーム」という曲があります。
この曲の歌詞の一部には、
どうしようみんなが先に進む
僕は“現状”に戸惑っていて
“孤独病”かかって もう長い間
ずっと同じモノを 見てるみたい
というのがあります。
一見すると曲の主人公の気持ちを表していますが、LiSA自身がなかなかデビューできずに同じ景色をただただ見ているしかなかった、とも受け取れます。
でもこの曲、最後には「ヤットミツケンダボクノイバショヲ」で終わります。
LiSAさん自身が答えを、居場所を見つけることができたとも思える終わり方です。
エスケープゲームはLiSAさん自身なのかもしれないと私は勝手に解釈しています。
そして、それを歌詞にすることで誰だって見つけることができる、と教えてくれているようにも思えます。
諦めないことが何よりも大事
諦めなかったからこそ夢を掴むことができたLiSAさん。
その生き方は勉強になることばかりだと思います。
「私だって、諦めなければきっと夢を叶えることができる」と思わせてくれます。
人間は「お前なら大丈夫!絶対できる!」と根拠なんてなくても言ってもらえることで「私ならできる」と思えて、どんどん成長していくんだそうです。
そして、最後には本当にできてしまうんだそうです。
他人の人生なんで責任なんて持てなくても、誰かに「できるよ!」って言ってもらえるだけで本当に変われるんだそう。
さらに、自分の言葉で夢を語ることで実現しやすくなるんだそうです。
「私もブログで収益を出す!」って公言したら本当に収益を出すことができるようになりましたし、「ブログで5,000円稼ぐ」って言ったら、時間はかかったものの本当に5,000円の収益を出すことができました。
本当に言えば実現します。
ではでは。