普段何気なく両手を使っているとありがたみって本当に忘れがちです。
両手使えることが普通ですもんね。
私も両手ありますが、外では杖を片手に持っているので実質左手しか使えません。
利き手なので気にしませんが、片手で生活するのは非常に不便です。
両手使えるありがたみを改めて感じますよ・・・、ほんと。
買い物に時間がかかる
自販機で飲み物を買おうと思った時、片手にお財布をもってもう片方の手でお金を取り出して買い物をしますよね。
それができません。
片手で物を持つことはできますが、杖の高さまで上げるのが限界なので、非常にやりにくいです。
なので、若干もたつきます。
買ったとしてもお財布を一度ポケットやバッグにしまわないと飲み物が取れないので、一つの作業をするのに手間がかかります。
これは正直しんどいです。
それからレジでの買い物は待っている間に列は進みますよね。
進んだ時、歩きながらの作業は一切できないので止まっている間にお財布を何とか右手で持ち、お札を予めて出しておかないとスムーズに買い物ができません。
小銭なんてスムーズに出せるわけもなく、ポロポロと手からすり抜ける(笑)
キャッシュレス万歳!!!
と言いたい所ですが、スマホの操作も難問です。
LINEpayを開く前に顔認証でスマホのロックを外し、さらにLINEを開いて顔認証でコード決済画面を開かないといけないわけです。
これを片手で全てこなすは至難の業・・・。
今のスマホは画面が大きいので端から端まで親指が届かないんですよね。
片手でLINEのウォレット部分をタップしようにも何回もミスります。
なんとか開けてもTポイントカードが専用の画面に切り替わるようになってしまったので一度開くと右上の「×」ボタンを押せない。
仕方なくカウンターにスマホを置くか、右手の位置までスマホを下げて押すくらいしかできません。
スライドで閉じれた仕様に戻してほしいです(切実)。
いかにスマートに買い物ができるキャッシュレス決済といえども予め画面を開いておかないとそこまでスムーズに買い物はできません。
愕然とした来客対応
私がまだ会社に出社していたとき、杖を使うようになってから初めて来客対応をしました。
お客さんを部屋に通すまでは良かったんですが、お茶出しができないんです。
用意するくらいまではなんとか机に置いたりすればできたんですが、片手に杖、片手にお茶を入れたおぼんを持った状態で扉を開けることができなかったんですよね・・・。
これには正直愕然としました。
こんな簡単なことができないんだって・・・。
私にできることが確実に減っていた瞬間です。
本を選ぶことができない
本を選ぶのに、中身をパラパラと見ながら選ぶことができなかったのは不便でした。
こちらの記事でも書きましたけど、これは最近知った大変さでした。
なので、棚に本を置いてから片手で本を操作するしかないのは買うのに時間がかかるなぁって思いました。
歩きながらものを出したりしまったりができない
歩きながらスマホを出して買い物の為に準備をしたり、PASMOとかの定期系を出したりすることができなくなりました。
一度立ち止まって、しまったりだしたりしてから改めて歩き出す、という動作をしないといけなくなりました。
これが特に不便です。
両手が不自由なく使えるのって、当たり前のようで非常にありがたいことなんだと思わされます。
座っていれば両手は普通に使えるので(杖もたないから)、仕事が完全に限定された瞬間でもあります。
ではでは。