つい先ほど、Twitter上で情報が流れてきた「タッチしやすい自動改札機が高輪ゲートウェイ駅で実験開始」というニュースが流れました。
こちらのツイートですね。
JR東日本「自動改札機でQR乗車券」を5月から実験。QR付き改札は新宿・高輪ゲートウェイに設置 #エンガジェット https://t.co/ydUZxVlQI2
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) January 29, 2020
従来の形はそのままにして、今までsuica等をタッチしていた箇所にQRコードのタッチセンサーが付き、ICカードのタッチは斜めに削られたボディーの側面に設置される仕様になっています。
そして、ICカードのタッチ箇所の導線上にモニターが設置される仕様のようです。
実験は5月からスタートするようで、実験後は撤去されるようです。
ただ、この自動改札機、どう考えても「タッチしづらい自動改札機」になっているなぁって思います。
左利きを考慮されていない設計
私も正直最初見た段階で「左利きを考慮されていない設計」だと思ってしまったんですが、リプライを見てみても同じ感想を持っている人がたくさんいました。
apple watchを使って改札を通っている人のツイートが多く見られましたけど、右利きの場合、時計は左手につけることになります。
そうなると左利きの人が左手でICカードもって通ろうとするのと同じ状況に陥ります。
それを全く考慮されていない仕様だと批判が多くありました。
そして、私と同じ元々左利きで、左手でICカードをもって改札を通る人も同じ意見を持っていることになります。
右利き用に作られているはずなのに、左利きの方からも右利きの人からも批判を浴びるという散々な結果になってしまっていました。
モニターの位置が見づらい
今の自動改札機でさえもモニターが見づらいのに、さらに見づらい位置に付いてしまったことで、余計に見づらい、というか見えなくなってしまっています。
私もよくよく見て思いましたけど、改札は後ろにも人がいるので、さっさと通らないと邪魔になってしまいます。
しかし、チャージ残金は確認したいですよね。
今のモニターでさえも表示位置がタッチの真上じゃない仕様のものがあって、見落としてしまいやすいのに斜めについてしまっていたらもはや見せる気がないのではないかと思ってしまいます。
これはいかがなものかという意見が多数みられました。
ICカードタッチを斜めにしたことでもはや右利きでも使いづらい
今現在主流になっている改札は、ICカードタッチが機械の上についているので、最悪定期等を置くだけでタッチできていました。
しかし、今回実験される改札は、ICカードタッチの箇所が斜めになってしまっているので、置いてタッチができなくなってしまっています。
タッチしようとすると、斜めになってしまっているので、最悪落としてしまう可能性があるという意見もありますね。
私もこれはそうかもしれないと思いました。
というか、カットされている斜めの角度的に右利きも使いづらくないですかね?汗
切符はどこに入れるのか・・・
改札機を見てみると、タッチ系は行けそうですが、切符を入れる箇所がないように見えます。
この改札機、今までの切符を差し込む場所はありません。
というか、磁気切符を使用する前提になっていない機械のようです。
ただ、今でも磁気切符は使われています。
磁気切符は旧式の自動改札機で使用することになり、この機会が導入されるにあたってはQR式の切符を使用する形のものを出すようになってくるんだとか。
切符という形ではなく、スマホにQRコードを表示させ、それを読み込ませることで改札を通れるようにするとか、紙であってもQRコードさえ読み込めれば問題ないので印刷する形で発行されるようになるとかならないとか。
まとめ
この自動販売機の実験は5月から開始され、9月いっぱいまで実験が行われるようです。
なので、10月には一度撤去されるようになります。
ただ、やはり思うのは左利きに不親切なものしか出さないんだなぁって思ってしまいます。
両サイドからいけるようになってくれれば、左利きでもわざわざ体をひねらなくても通れるようになるので楽なのですが、頑なにやってくれません。
新しくい自動販売機が出るっていうトレンドを見てちょっとだけ期待したのですが、見事に砕かれてしまいました・・・。
いつになったら両利き専用自動改札機をだしてくれるんですかね?
と、思うばかりです。
ではでは。