ミニマリストの方に多いのが、「テレビを持たない生活」。
それ自体は何の変哲もないことですが、ドラマやアニメを観ている人からしたらすごく驚かれる生活環境でしょう。
私もテレビっ子なだけにあり得ないと思っていました。
私の中ではテレビは大事なものだし、テレビ番組があったから色んな文化に触れることができたと言っても過言ではないので。
しかし、最近はテレビが家にあるのにYouTubeなどのインスタントな娯楽ばかりを観るようになってしまい、テレビを観ない子供が非常に多くなっているようです。
テレビを観ている人であっても、自分の興味のあるものしか観てないような現状でもあります。
それでは感性を磨くことも、新しい考え方を見つけることもできなくなります。
絵を描くのが好きなのに美術系の番組観てなかった
絵を描くのも見るのも好きなのに、美術系の番組は去年全く観ていませんでした・・・。
ですが、今年の初めにゴッホ展に行ってから、絵画を見るのが好きだったことを思い出して美術系の番組を漁って観るようになりました。
それからYouTubeでもたくさんの絵画系の動画がたくさん転がっているので、そういうのもたくさん観るようになりました。
その中で見つけたのが小松美羽さんだったわけです。
気に入って画集まで買ったわけですけど、正直ずっと眺めていられるくらい絵の力が強いです。
改めて絵画に触れることで色んな発見ができて、自分の中の感性も何かが動かされた感じがしました(なにかはわからないけど)。
好きなものばかり観てはいけない
ちょっと言い方はきついですが、これは本当にその通りだと思いました。
アニメが好きな人は、アニメばかり観ますよね。「〇〇ちゃん可愛い」とか「〇〇ちゃん生誕祭」とかがTwitterに大量に流れてきます。
仮面ライダーが好きな人は、好きなシーンや好きなセリフなどを大量にTwitterに流したり、動画を流したりしてます。
もちろん好きなものがあるっていうのは素晴らしいことです。私も好きなものがあるので、共感できます。
しかし、そればかり観ていても意味がありません。狭い世界しか見ることができないの成功しないし、お金持ちにもなれないでしょう。
テレビやYouTubeこそ手軽に色んなものに触れることができるものはない
絵を見るのに美術館に行くとはハードルが高いと思う人は多いでしょう。
海外に行ったり日本の絶景に行くのは手間やお金をかかります。
しかし、テレビや動画は、それらを部屋にいながら観ることができる最もお金のかからない方法です。
それに部屋でテレビや動画を観ているだけなら一人の世界なので恥ずかしさもないでしょう。
そうやって色んなものに触れることがこの時代だからこそ大事なのです。
今は、勉強をしない人間はどんどんと仕事がなくなっていきます。45歳を境にして会社をクビになるような時代です。
バイトだって、勉強しない人はできる人に場所を奪われていきます。
つまり、好きなことにしか興味を持てない人は、考え方が凝り固まってしまっているので、扱いにくいのです。
そういう人間は社会から淘汰されていく、ということです。
まとめ
好きなものに興味が向くのは大賛成です。
しかし、その好きなものだけでなく、その他のものにも興味を持つようにしましょう。
興味のないものに好奇心を持てないと、これからの社会を生きていくのは難しくなります。
私の場合は、絵が好きなのに絵を見る機会を極端に減らしてしまっていたので、改めて今絵画に触れるようにしています。
そういう意味では、絵は一番感性を磨くのに良いコンテンツです。
世界の成功者は「絵画鑑賞が好き」というのは、感性を磨いて、凝り固まった感覚をリセットする意味があるからだそうです。
凝り固まらず、柔軟になることも大事です。
ではでは。