ゆうりの日常

イラストレーターでありブロガーでもあり、シンプリストでもある。ちびキャラ記事、シンプル生活の記事、商品レビュー、イベントレポートを中心に記事を執筆中

【画風の決め方】絵を描くとき、自分の中のルールがあると絵柄がぶれない

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「絵柄が安定しない」

「自分の絵のテイストがわからない」

「オリジナリティがない」

 

っていう悩みを持っている人は多い印象があります。

 

自分がどういうものを描きたいのか、どういう表現をしたいのかはわかっていても、いざ描こうと思うとどうしても安定した作品にならないっていうのは、私も経験があります。

 

私もたくさんの紆余曲折を経ての今の絵柄があります。見つけるまでにはかなりの苦労がありました。。

 

今では理解できるのですが、私の今の絵柄には、自分なりのルールがあります。

 

そのルールからはみ出さなければ、自分の絵柄が崩れることはありませんし、安定していつもの表現ができます。

 

ルールを設けるっていうのは、すごく大事なんだと思っています。

絵を描くときのルールって何?

絵を描くときのルールっていうのは、つまりは、「必ずこの色を使う」「頭身の高い絵は描かない」「下書きなしの一発描きをする」とかの自分の中のやりやすい方法とか、そういうものです。

 

私の知っている中で、明確にルールを設けているイラストレーターさんはChocomooさんですかね。

Chocomooさんは、絵を描くときに白黒だけで絵を描く、という自分の中のルールを設けているそうです。

 

本の表紙を見た感じからわかると思いますが、どこか日本的な感じのない絵柄ですよね。

 

こういった白黒の絵はどちらかというと海外の絵師さんに多いです。

 

有名なアーティストの方だと、Keith Haringさんでしょうかね。

 

Chocomooさんの絵柄のタッチと同じような白黒のマジックペンで描いたような絵柄が特徴的なアーティストの方です。

 

その他にはJoe whaleさんというまだ若い才能あふれるアーティストの方も、同じような絵柄で白黒の絵を描きます。

 

絵柄としてこういうタッチであるというだけなので、影響を受けているかどうかはわかりませんけど、多分ルールはあるでしょうね。

 

こういう自分の中のルールが、絵柄や表現を大きく左右して、オリジナリティを醸し出しているんじゃないかと思います。

私の中の絵のルール

私の中の絵を描くときのルールは、

 

「2頭身のキャラを描く」

「頭身の高い絵は描かない」

「パステル系の淡い色味をメインに使う」

「アナログの手描きで描いたような質感を出す」

 

です。

 

私はこれらのルールをもとに自分の絵を追求してきました。

 

そして今、そのルールの中で絵を制作しています。

 

同じような表現をしている人はいると思いますが、同じようなテイストの絵を描く作家さんやアーティスト、イラストレーターの人は見たことがありません。

 

多分ですが、この絵柄は私の完全なオリジナルになっています。

描くときのルールはどうやって決めるの?

じゃあどうやってルールを決めるのかですけど、正直なんでもいいと思います(笑)

 

アニメタッチの絵を必ず描く、とかでも良いと思いますし、それこそ2次創作を描くとかでも良いと思います。

 

その上で、使いやすいブラシを見つけてそれを極めてみるとか、線画は茶色を使うとか青を使うとか、目はこのアニメっぽく描くんだ、とかでもいいでしょうね。

見つけ方はさまざま

見つけ方は様々だと思います。

 

「このアニメの描き方が好きだからこれをベースにルールを決めよう」とかでもいいでしょうね。

 

表現したいものを決めて、それをどうすれば自分らしく表現することができるのかを考えてルールを決めるのもありだと思います。

 

思い切って白黒だけで絵を描くって決めるのも良いと思います。

www.yurimani.xyz

何かとっかかりを決めて、そこからどんどん連想ゲームのように派生していけば、いつの間にか自分の中の絵のルールが見えてきます。

 

それを大事にして、絵を描いてあげれば、必ずその絵はオリジナルになっていくでしょう。

どうして絵柄が決まらないのか

どうしても絵柄が決まらない人の大きな特徴は、「好きな絵師、イラストレーター、アニメーターなどの絵描きの人が多いから」「描きたい絵と描ける絵のギャップがあるから」「同じように描いているようでいて、全然違っちゃっているから」です。

好きな絵師、イラストレーター、アニメーターなどの絵描きの人が多いから

好きな絵描きさんが多いことはすごく良いことです。

 

が、その代わりにそれぞれの絵描きさんにはカラーがあるので、それらを見すぎるとどれを参考にしていいのかがわからなくなります。

 

色んな絵描きさんの絵柄を吸収してしまうと、どこをつまんで活かしていけばいいのかがわからなくなってしまうので、絵柄が決まらない原因になります。

 

それから、2次創作をする人に多いのですが、毎回作品をピックアップして、その中の推しキャラを描いていると、その都度絵柄が違うキャラを描くことになるので、絵柄が決まらない原因になります。

 

なので、このパターンの場合は、まずは1作品に絞ることです。

 

1作品に絞れば、その絵柄からのみ影響を受けることになるので、自然と方向性が絞られてきます。そうすれば自然と絵柄を安定させることができます。

描きたい絵と描ける絵のギャップがあるから

このタイプの場合は、ちょっときついことを言えば、「描ける絵を極めた方がいい」です。

 

描けない絵を練習して克服するのはすごく良いことですが、それだと描けない期間が長くなるので絵を描くこと自体に飽きたりいやになってしまったりします。

 

なので、多少不本意でも今描ける絵や絵柄を極めて、自分の表現として昇華させてしまった方が絵柄を安定させる意味でも有効でしょう。

 

私も最初は頭身の高いアニメ的な絵を描いた方がウケがいいと思って練習したことがありました。

 

でも結局はそれは実りませんでした。

 

その代わりに2頭身のちびキャラを描くのが得意だったので、そっちを極めたら今の絵柄に行きつきました。

 

そして、ちびキャラでできる表現を探して、それを作品に活かしながら絵を描いています。

 

そのおかげで自分にしかできない絵を描くことができるようになりましたし、海外進出の話もいただけました。

同じように描いているようでいて、全然違っちゃっているから

これに関してはしょうがない部分もあります。

 

人間は、脳内である程度美化したり対象物を補正しながら観察しています。

 

しっかりと観察して見ているつもりでも脳内ではそれを補正しているので、手に伝達して紙に表現するときには、違っちゃっているんです。

 

この視差をできるだけなくすためにデッサンやじっくり観察してから描くっていう練習があるわけですね。

 

対象をリアルに描くよりも、実はデフォルメして描いた方が簡単なんじゃないかと思ったりもします。

 

人の似顔絵を描くとき、似顔絵師によっては思いっきりデフォルメして描く方がいますが、これは脳の補正を上手く利用して、特徴を大きく誇張して描くことで似せていくっていう技術を使うからです。

 

この技術を多少使ってあげることで、絵柄の方向性を決めるっていうのもありですね。

最後に

結論としては「絵を描くうえで譲れないものをルールに設定して絵を描けばいい」です。

 

絵は、大前提として楽しむことが大事です。

 

楽しくない趣味を続けることができないように、楽しくない描くという行為は、続けることができません。

 

なので、まずは楽しみましょう。その中で、ここだけは無意識に譲らずにきてるなぁっていう部分を見つけたら、それをルールに設定しましょう。

 

そして、それを起点に絵柄を決めていけば、自然とオリジナルの絵が完成します。

 

頭で考えててもわからないこともあるので、まずは手を動かしましょう。そして手を動かしている過程で、見つけたものを大事にしながらその後の絵に活かしていきましょう。

 

そうすれば同じようなアニメ風のデフォルメ絵を描いたとしても必ずオリジナリティが出てきます。

 

それがあなたの絵柄です。

 

私も例にもれず同じように手を動かし続けて今に至っています。

 

私の場合はわかりやすい「2頭身限定」「アナログのような手書きの質感」っていうテーマがあったのでそこまで迷いませんでしたけどね(笑)