ガールガンレディ3話の放送では、小春の人間性とガールガンファイトの過酷さを理解する回となりました。
1話と2話でガールガンファイトの内容を理解させ、3話から本格的に話が動いていくような流れになっているようです。
ガールガンファイトのルールや1話と2話の感想はこちら。
基本的には現実世界よりもガールガンファイトの世界がメインになるのか、3話は現実世界での話がほぼありませんでした。
3話あらすじ
冒頭からガールガンファイトの世界でのストーリー。
3話での戦いは陣取り合戦。敵のベースに立っているフラッグを自分のフラッグにすることで陣地を増やしていくことが目的。
2話でガールガンファイトの内容を理解した小春は、やはり戦いで銃を向けるのに消極的で、怖さから逃げ出してしまいます。
そこに現れたのは、2話で退場となった千鶴に変わってプレイヤーになった松子。
松子はビアンカが仕切ることに否定的で、ビアンカの作戦を押し切って自分の作戦が成功したら指揮官を自分にゆだねてほしいと提案します。BRAVOタンゴのメンバーはその話に乗っかることに。
一方ALPHAタンゴの小春は、夏菜がラスイチなのを知って生き残らせるために限定1名にだけもらえるブラストガールガンを手に入れることを提案する。
小春が銃で人を撃つことに否定的であるため、アリスは撃たなくていいと話します。
そして「銃に頼らないといけない時がある。守りたい人を守る時」と小春に助言をします。
小春は、ラスイチの夏菜が撃たれなくても良いようにとベースに残ることを提案し、守ろうとします。
そんな中始まった陣取り合戦。
BRAVOタンゴの指揮は松子が握り、一人でブラストガールガンを取りに行きます。
DELTAタンゴとCHARLIEタンゴもブラストガールガンを狙っているため、松子と争奪戦を繰り広げます。
松子は逃げ回りながらも着々とブラストガールガンを組み立てて、完成させます。
完成させてからも争奪戦が繰り広げられますが、松子は図書館で待機していたメンバーを守るためにDELTAタンゴの2人をブラストガールガンで撃退。
その後追ってきたCHARLIEタンゴとDELTAタンゴのメンバーも撃退します。
その戦いの中で松子と小春は顔を合わせます。諭そうとする小春に松子は銃を向け、敵対の意思を示します。
指揮を奪われたビアンカは、夏菜を人残しておくことを懸念し、松子への通信をミュートにし、他のメンバーに夏菜を撃退することを支持します。
どうしても銃を撃つことができない小春は、夏菜を守るために撃たれそうになったところをかばって自分が撃たれる選択をします。
ガールガンファイトはここでタイムオーバーとなり現実世界へ。小春はこの戦いでバツガ一つ付くことになりました。
そして他のチームのメンバーを集めて「殺し合いをやめよう」と話すところで3話が終わります。
3話感想、小春のキャラは優しさでありながらももどかしい
小春のキャラクターが話のテンポを落としてしまっているのは、3話の方が濃厚でした。
小春の優しさが出た回でもありましたが、その分煮え切らない、覚悟が決まっていない中でのガールガンファイトの参加なので、歯切れが悪い感じです。
ただ、小春がガールガンファイトに参加していくことで少しずつ覚悟を決め、成長していく過程を描くという意味では良いのかもしれません。
小春の消極的な考えや行動に対して、他のキャラクターの覚悟の決まった行動や考え方が際立っているので、そこが良さと言えば良さですね。
ストーリー内容自体は個人的に好みですが、もう少しだけテンポが良くなったら、と思います。
現状CHARLIEタンゴが面白ポジションでしかない状態なので、どこかでALPHAタンゴと絡んでくれれば面白いかもしれません。
あまり絡んできていないチームなので、もう一癖ストーリーに面白みが出るんじゃないかと思います。
面白くなる可能性があるので、今後に期待したいですね。