2018年10月11日に初版が発売されてからざっくり2年くらい経ってますけど、Amazonで作品集を買いました。
SNS等で人気になっているイラストレターcahoさんの作品集である「きみに射抜かれたようだ。」ですね。
いつものようにAmazonで本を漁っていたら目に止まって、表紙の絵だけで一目惚れ。
作品集が出ていたのは知らなかったので製作費が入ったら買おうと思って、やっと注文したら2日で届きました(笑)
Amazonでホント便利ですね。なんでもある。
トレンド感のある絵ではないけど、可愛いが詰まっている
今のイラストのトレンドって、どうしてもデジタルでキレイに描かれたいわゆる萌え系ものですよね。
男の子はこういういかにもっていう感じの絵が好きだと思いますけど、私は興味がそこまでないです。
そもそも2次元に恋をするとかそういう感覚がわからないんですよね(ごめんなさいです)。
なので、こういうcahoさんの絵のテイストが私はすごく好き。
デジタルで描かれているわけではなく、あくまで線はアナログのシャーペンとかで描いていて、それを取り込んで着彩っていう感じだそうです(作品集に書いてあった)。
線が整っている感じはそこまでないんですけど、生き生きしていて、すごく作家性が出ている感じがしました。
それに線自体も少なく、シンプルに描かれています。
色も最低限で、ポイントポイントに塗られているくらいですね。
私の好きな「となりの山田くん」的な感じでしょうかね。
作品はテーマごとに分かれていて、1枚に複数描かれているページもありました。
これぞシンプルだからこその良さです。
たくさん学んでいい部分を勉強したい
私の目指している絵も、シンプルで分かりやすく可愛いっていう路線なので、すごく勉強になりそうです。
どこに引き付けられるのか、引き算しても伝わるラインはどこなのか。
自分の絵のテイストに吸収できる部分はないか。
たくさん見て、癒されながらもどんどん学んでいこうと思います。
作品集の良さは、その1冊に作家の絵がまとめて掲載されていることですよね。
あっちこっち探さなくてもいいので、じっくりと鑑賞して真似をしていく。
ただ真似をするんじゃなくて、分析をする。
絵描きにとっては、作品集はいくらあってもいい。
たったの1,000円で手に入るっていうのもいいですよね。