画集を作るってなった時、最初は出版かなって思っていたので出版社とか編集者を探してメールを出しました。
絵描きって、当たり前ですが自分の作品を相手に見てもらって、出版に値するかどうかをチェックしますよね。
当然私もチェックされました。
そしたら「たいへんレベルが高い可愛いイラストが満載で、本にしたら存在感がある本になると思います。」という返事がきました。
これ、私にとっては、私が自分の絵に絶対的な自信を得るきっかけになったパワーのある言葉でした。
なぜかというと、本を作っている出版社の方なので、たくさんのイラストを目にしているはずで、そういう人から褒められたからです。
見る目がしっかりしている方から「レベルが高い」って言ってもらえるのは、何にもまして嬉しいものです。
この時点で私は完全に「いい意味で」勘違いし始めました。
勘違いは自分を変える
それまでは絵を描いて投稿して反応を見るっていうくらいしかしてなかった私ですが、グッズ販売をすることで身一つで稼ぐことができるんじゃないかって思いました。
イラスト制作の依頼が来なかったとしても、グッズの売り上げで生活ができるようになれば、自由な創作活動ができますしね。
その辺から私は「グッズで生活をしているイラストレーターなんだ」っていうはたから見たら謎の勘違いをするようになりました。
今でもグッズ販売で生活を成立させることができるって思っています。というかグッズ販売で生活しているって思っています。ちまちまとは売れてますしね。
そしてそれをずっと発信し続ければ、その言葉は必ずいつか自分に返ってくると思っています。
勘違いって、思ってるだけじゃなく、自分の行動も変えることができるんですよね。
人の思い込みってすごいなって感じます。
知り合いのやってるカードショップにグッズを置いてもらえることになった
私の知り合いには、カードゲームが好きで、それを販売するショップを作りたいって思っていた方がいます。
ずっとやりたいって言っていて、つい数年前に実際に実現させました。それが確か5年くらい前です。
「カードショップにけ」という千葉県市川市にあるお店ですね。
資金集めの時代からずっと見ていて、私もオープンメンバーになる予定でしたけど、結婚とかもあって状況が変わってしまったために私はそのメンバーからは外れました。
でも夢を実現させたって聞いた時にはすごく嬉しかったのを覚えています。
私のグッズはカードゲームとは関係ないので、お願いをした時にはちょっと難しいかもしれないって思っていました。
でも、イラストレーターとして宣伝することはできるって言ってくれていたのでわんちゃんに賭けました。
そしたらグッズを置いてもらえることになったんですよね。
ついに自分のグッズがネットから抜け出してリアル店舗に出回ることになったんです。
一出版社の方からの褒め言葉から画集を自作するまでに至り、それがステッカー作家としてグッズを作ることになり、そしてお店に並ぶ。
褒められるって、すごい原動力になります。
やりたい職業で活躍している人か見ている人から褒められなさい
やりたい仕事があるけど、今一つ一歩が踏み出せないなら、「やりたい職業に就いていて、第一線で活躍している人か、それをたくさん見ている人から褒められる」ようにしましょう。
その為には、まずはその人とコンタクトを取らないといけませんよね。
SNSでもいいと思いますし、調べてとにかくメールを出してみてもいいでしょう。ラジオに出演されているならメールを書いてみても良いかもしれません。
ラジオだと採用されないこともありますけど、運よく採用されることもあるので、根気は必要だと思いますけどね(笑)
それでも出さないと一生採用されないので、まずはアクションをしてみることをお勧めします。
あとは、その人のYouTubeチャンネルがあるならコメントをしても良いかもしれません。
親とか友達、先生とかにだけは相談しないようにしましょう。
その業界を知っている人に聞いたり、言われたりした言葉の方が正直すごく心に残ってますしね。