ゆうりの日常

イラストレーターでありブロガーでもあり、シンプリストでもある。ちびキャラ記事、シンプル生活の記事、商品レビュー、イベントレポートを中心に記事を執筆中

一アルバイトがお店のルールを変えてしまった本当の話

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私がリサイクルショップに勤めていたのは大体4年くらいです。

 

今現在の私の連続勤務年数の中でも一番多く働いていました。

 

そんな中で、店長が変わってからいきなりお店のルールがガラッと変わってしまった事件があったんです。

 

私はそれが許せなくても上に講義をしたことがありました。

 

一アルバイトが社員に向かって牙をむいたことになります。

 

普通なら減給またはクビになってもおかしくないと思う内容ですけど、それをきっかけに私の中で変わったこともあったので、ブログに書こうと思いました。

 

最後まで読んでくれるとありがたいです。

変更されたお店のルールに不満があった為、講義した

私が入社した時には、のちに変更されるルールになる前でした。

 

しかし、私が時間帯責任者になってから少しして、いきなり朝番の出勤ルールとかが変わったんですよね。

 

簡単に言えばただ働きさせられる時間ができてしまいました。

 

普通の従業員は約15分程度の無給時間が生まれ、時間帯責任者である私に至っては30分間の無給時間が生まれました。

 

アルバイトにとって、15分だって30分だって、働いている時間であることは変わりません。そして、その時間に時給が発生しないのは生活に関わります。

 

なので、あり得ないルール変更ですよね。

 

その他にも朝の朝礼はなかったのに、勝手に作られたりもしました。朝の忙しい時間に無駄話みたいなことしか話してない時間を作られるのは作業が遅れるので本末転倒です。

 

どうしても納得ができなかった私は、変なルールができた瞬間に「意義を申し立てよう」と思いました。

時間帯責任者の朝の仕事内容

時間帯責任者である私の朝の仕事は、結構忙しいです。

  • 店内の点灯
  • レジ金の計算(朝の開始金額がしっかりと漏れなくあるか)
  • お釣り金の確認(十分あるかどうか)
  • 入荷商品のリスト確認
  • 前日にお願いした作業の完了確認(できてないと朝一でやる羽目になる)
  • プライズ系の電源を入れる
  • 店頭設置(従業員にやってもらうことも多い)
  • 金プラチナの当日の買取金額の計算と店頭掲示板への記載
  • 従業員への一日の指示書作成
  • 当日の作業内容のメモ作成
  • 商品の入荷数チェック(CDやゲームソフト類など)

これが朝だけでやらないといけない内容です。

 

お昼前になると金庫のお金を確認して、お釣りが出せないくらいにお金が減っていたら銀行両替の手配をして、従業員に行ってもらいます。

 

で、作業していく上で臨機応変にスタッフの作業分担を変更したり、作業内容を確認して優先順位を決めたりもしていました。

 

スタッフの得意分野、不得意分野をしっかりと把握し、性格なども理解したうえで配置を決めていたので、ストレスなく働けるように配慮していました。

 

わりと普通にやっていましたけど、今こうやって書いてみると結構色んな事をしてたんですね(笑)

言葉で不満だけを言っても変わらない

ほとんどの人は不満だけを陰口などを言って終わらせてしまうでしょう。

 

もし行動に起こしたとしても不満と「改善してください。ルールをもとに戻してください」と言うだけだと思います。

 

でも、私は不満や改善してくださいって言う言葉だけでは改善しないことを知っていました。

 

なので直接意見を伝えるために異議申立書のようなものを作成することにしました。そして、作成した書類を店長ではなく、社長に直接持っていくことにしたんです。

 

直接の上司である店長に持っていったとしても、ルールを変えたのは店長自身なので、まずもみ消されます。

 

そして上に上げることはない。

 

であれば、直接持っていけば必ず目に触れることになるので、無視できなくなります。

 

作成するにしても時間が経ちすぎてしまうと意味がないので、できるだけ早めに行動しないとけなかったんです。

 

仕事の合間に作っていき、その都度他の従業員の意見も取り入れながら作業を進めて、確か1週間しないくらいで完成させたかなと思います。

異議申立書を作成!

異議申立書とはいっても、どちらかというと「改善してください。そのルールは全く受け入れられていません」という意味合いで書いたようなものです。

 

もちろんリスクはあります。

 

私は時間帯責任者ではありましたけど、一アルバイトだったので、下手したら減給されます。

 

もしかしたらその場で解雇される可能性もありました。それでも変えないとと思ったので、思い切って作成することにしたんですよね。

 

結果的には、私は減給されることもなければ解雇されることもなかったわけですが(笑)

 

もしかしたら私じゃない他のアルバイトだったらその場で解雇されたかもしれません。

 

立場的に店長がいない時のお店を守っている立場の人間だったからこそ意見を受け入れてもらえたのかもしれません。

異議申立書に書いたこと

私が作成した異議申立書(厳密にはちょっと違うけど)に書いたことは以下の事です。

  • 変更されたルールの問題点
  • 従業員が不満に思っていることなどの多数意見
  • 問題点に対しての改善案
  • 問題点に関する妥協案

変更されたルールの問題点

最初に書いたのは、変更されたルールの穴というか、問題点です。

 

どういうデメリットがあるのかを事細かく書きました。そして、自分の意見もしっかりと書きました。

 

働いている私たちが被るデメリットも「もしかしたら理解してないかもしれない」と思ったので、短めに端的に書きましたね。

従業員が不満に思っていることなどの多数意見

「これが言いたいけど、立場的に言えない」っていうことはあると思うので、その辺も代表として書きました。

 

この辺は、多かった意見だけを端的にまとめただけなので、文字数はそこまでとっていなかったと思います。

問題点に対しての改善案

ただ問題点をつらつらと書くだけなら誰でもできます。

 

でもそれでは上の人間を動かすことはできません。なので、問題点に対しての自分なりの改善案を複数書きました。

 

一つだけだと「それは無理!」の一言で切られてしまうので、いくつかのパターンを想定して3つか4つくらい書いたかと思います。

 

その上で、議論の余地があるようにしたんです。

問題点に対する妥協案

改善案だけを意見として投げても良いと思たんですけど、それだとどれにもヒットしなかったら結局変わらないと思いました。

 

なので、妥協できる最低ラインの案も一緒に書きました。

 

あくまでも「最低ライン」です。

 

改善案に対して「ここはこうでなくても、このくらいでもいいと思います」という妥協だと、足元を見られます。

 

妥協した案よりも下の案が返ってくる可能性があると思ったんです。

 

そこで考えたのは、「これ以上下の案を出したら許しません」というレベルの案も一緒に書いたんです。

 

一番望むトップの案とこれくらいならギリギリ許せなくもないという最下層の案。

 

両方を提示されると、人はなぜか中間をとりたくなりますよね。

 

一番望む案にしたくないのが人間の心理です。かといって一番最下層の案にしたらそれはそれで後でやんや言われる可能性がある。

 

ならこれくらいなら許してくれるかなって、なぜか自然に思ってしまうものです。

 

これも少し狙っていました。

結果的にはどうなったのか

結果的には異議申立書は社長の目に止まることはありませんでした。

 

しかし、お店を仕切っている店長ではないもう一人の人の目には止まり、その人と話し合いをすることになりました。

 

怒られることも若干覚悟しましたけど、実際には全く怒られることはありませんでした。むしろ「問題点が明確になった。この書類、すごくよくできてるよ」と言ってもらえましたね。

 

全てをのむことは難しいけど、しっかりと話し合いをしてみることを約束してもらえ、そしてちゃんと話し合いをしているのも目撃しました。

 

話し合いの結果は、確かに全部の意見は通らなかったものの、ルールを根本的に変えることはできました。

 

一アルバイトがお店のルールを変えた瞬間でしたね(笑)

仕事を全うして退職

この事件から1年ちょっとくらいは時間帯責任者として働いて、自分のやりたいことの為に退職しました。

 

この事件をきっかけに、「どの立場の人でもしっかりと手順を踏んで噛みつけばちゃんと向き合ってくれる」ということを知りました。

 

そして、リスクを恐れたら何も変わらなかったかもしれないとも思います。

 

今そのルールが残っているかはわかりません。数年前にお店に顔を出した時には当時いた従業員は誰もいなくて、スタッフも総入れ替えになったようです。

 

ただ、変なルールを作るのは得意なようで、私が当時いたルールとはまた違ったものが出来上がっていたのは覚えています。

 

多分みんなしぶしぶのんだんだと思うので、そのルールで営業をしているみたいでしたね。

 

ただ、一度はお店のルールをガラッと変えた、というのは私の中ではちょっとした自信でもあります。

 

今アルバイト先のルールが納得できないからってこれをするのはお勧めしませんが、しっかりと手順を踏み、それなりに相手にも考える隙を与えながらやってみるのはありかもしれません。

 

ただし、それなりに覚悟は必要になりますが。

 

ではでは。