お金があれば出かけることもできるし、新しいものも買うことができます。
美味しいものを食べることもできます。
毎日順風満帆に生活を送ることができます。
でもそれだけが幸せではないと、私は思うわけです。
アーティストである私は、例にもれずそこまでお金があるわけではありません。
普通に考えれば私は不幸に見えるかもしれません。
でも、私は今幸せです。
大好きな絵が描けていて、その絵を好きだって言ってくれるファンがいる。
見てくれていいねを押してくれる人がいるし、制作依頼をしてくてる人もいます。
これが幸せじゃなかったら、何が幸せなのでしょうか。
結婚ができて、愛する人がいます。これも幸せです。助け合える、なんでも打ち明けることができる人がいることが幸せ。
こういう幸せの形も、もちろん持っています。
でも何よりも好きなことをさせてもらって、それを認められる瞬間が、一番の幸せなのかなと思います。
体調が不安定で、毎日不調にならないかどうかを心配しながら生活していますが、それも今ではこの生活を送りなさいって神様に言われてこうなっているなら、それでもいい気がします。
普通に生活していたら、きっと今でも会社に出勤して毎日何も変わらず、何の刺激もない生活をしていたでしょうね。
そう考えると、なるべくしてなっている感じがします。
色んな人に支えられて生きられている状態ですが、私は私のしたいことを諦めません。
大衆に気に入られる絵を描いてなくても、気に入ってくれている人がいる中で絵が描けるなら、表現していることは間違ってないのです。
努力の仕方は人それぞれ
毎日何時間もその作業に打ち込んで、初めて成功するんだっていう人がいます。
それはその人がその方法で成功しているからこそ言えることなので、もちろん経験に裏打ちされています。
でもそれを他の人ができるかって言われたら、できない人の方が多いかもしれません。
だから成功しないんだって言われたそれまでですけど、それで成功しても継続できなければいつかは倒れます。
倒れるくらいなら私は並の生活ができるくらいの人気が出ればそれでいいと思っています。
月で100万円稼ぐとか、年収1000万円って聞くと自分も言ってみたいと思ったりしますけど、今の私の生活にそのお金はいらないかもしれません。
月に10万円でも20万円でも、人は満足にいきていくことができます。幸せを手に入れることができます。
年収600万円でもかなりいい方だと思っています。
大きな贅沢をせず、自分が働ける範囲で楽しく表現していく。その上で得られた分であれば、それがいくらであっても貴重なんだと思います。
甘くても良いです。
自分に甘くなります。もう十分すぎるくらい無理したから。
ちょっとした不調なら出勤していたころの私はもういない。
ちょっと不調だったら存分に休む私がいます。
できるときにできるだけの作業をするのが、私の生き方。
プライベートと仕事が混合していたほうが楽なこともある
私はプライベートと仕事が生活の中に溶け込んで境目がない方が楽に生きられます。
作業をしたいときにはしっかりと作業して、休む時は休む。家に仕事を持ち込んでも全然苦にならない性格です。
こういう人って、実はかなりの少数派みたいです。
大体の人がきっちりと分けたいタイプみたいですね。
私が変わり者なのは今に始まったことではないので、認めてます(笑)というか、そういう性格なんだって自分を認めた瞬間に、すごく気持ちが楽になりましたしね。
結局幸せってなに?
幸せって、私が思うに没頭することがあるかどうか、だと思います。
私はお絵描きバカって言えるくらい絵を描くことに没頭することができます。
これが私の幸せです。
つまりは、遊びの延長上に仕事があると、それは幸せであるっていうことなんだと思います。
お金を稼ぐことだけにとらわれすぎると、どうしてもお金を稼ぐことが目的になってしまうんですよね。
それはそれで良いと思いますが、幸せを感じようと思うなら、お金がたくさんあることよりも没頭できる体験をするようにすると良いと思います。
私はお金以上にこれがあるから今幸せなんだと思います。