「左利きは秀才、頭が良い、は偏見である」
日常生活で不便を強いられる左利き。
私はこのブログでも書いたかなって思うんですが、保育園の時先生に矯正されました。
無理やり右手でペンを持たされて、無理やり箸を右で持たされました。
今でこそ「利き手矯正は何かしらの後遺症が残ることがある」と言われていますけど、私が小さかった頃はまだ左利きを矯正する文化が残っていました。
例に漏れずに矯正された私が、自分で気持ち悪くて結局左手に直しました(保育園卒園後)。
ただ、やっぱり生活は楽ではないわけです。
だからと言って今更右手に矯正しようと思いませんし、直したいとも思っていません。
むしろ武器にしてしまっています。
「絵描き」の世界においては、左利きの方が便利なこともあるわけですよね。
そう、それこそが私が唯一良かったなと思っている部分です。
右利きのイラストレーターは多いけど、良かったと思ったのはなぜか
当たり前ですけど、右利きのイラストレーターさんの方が多いです。
しかし、左利きの人も少なからずいます。
じゃあなんで唯一良かったと思ったのかと言うと、私が左利きじゃなかったら多分絵を描く力をもらえてなかったからです。
昔から数学は苦手だけど展開図は得意だったり、瞬間記憶だけは正確だったりしました。
いわゆる空間認識能力だけは高かったわけです。
調べてみると、これは結構左利きの人に多い能力なんだそうです。
そして、絵を描くのが好きだったので物を瞬間的に捉えて、それを絵に起こすのが得意だったわけですね。
観察力もそれなりに高かったようで、模写はすごく得意でした。
絵描きに向いている能力を幼いころから持っていたんですよね。
これって、私が右利きだったら多分神様がくれなかった能力だと思っています。
センスが問われるものは感覚でこなす
とにかく勉強が嫌いだったので、理論とか理屈とかは知りません(笑)
でも、色彩感覚とか、センスが問われるようなものは全部直感とか感覚でこなせてました。
ファッションセンスはかなり独特でしたけど、まるっきり大外れなコーデはしません。
友達に「洋服買いたいからついてきて」って言われるくらいにはファッションセンスはある方です。
用語とかは後から勉強したくらいの感じで、とりあえずこの服ならこれが合うとか、この色とこの色は喧嘩する、っていうのは元から持っていましたね。
絵にも生きている感覚です。
占いではクリエイティブな職業に向くと出る
なんの占いをしても、向いている職業に「クリエイティブな職業に向く」と出ます。
例として挙がるのはやはり絵でした。
絵描きになれって言われたような人生ですね(笑)
絵描きになったので成功目指して努力します(笑)
最後に
こんな感じで、左利きで得だったのは「絵描きのスキルがあったこと」です。
それ以外は、やはり不便が多いので、正直無理に左利きになろうとするのはお勧めしません。
矯正は脳にダメージが残る可能性があるって言われたりしますしね。