特に隠すことも何もないくらいで「武器」とさえしている左利きの私。
不便に感じながらもそれが日常化してしまっているので起用にやっているように思われがちです。
が、右利きの方には理解されないことも数多くあります。
包丁は右利き用にできているらしい
包丁に右も左もないって思っている人が多いと思いますが、実は世の中のほとんどの包丁は右利きの人が使いやすいようにできています。
一般的な包丁は、刃物部分の傾きが7:3の割合になっています。
この傾きが右利きの人にはまっすぐに切れる傾きなので仕方がないです。
対して左利きの方のための包丁は、3:7の傾きになっています。つまり傾いている方向が左右で逆なんですよね。この傾きのおかげで左利きの方でも包丁でまっすぐ切れるようになります。
左利きの方で、どうしても包丁が苦手っていう人は、左利き用の包丁を買ってみてください。きっとまっすぐ切れるようになります。
それでも使いにくかったら5:5の包丁もあるので、試してみてくださいね。
改札のクロスタッチ
これは有名なお話なのであえてそこまで多く書きませんが、すべての改札が右にセンサーが設置されているので、左だとクロスタッチしないといけなくなります。
これ、数秒程度通るのに遅れることになりますし、切符入れるときなんかはモタモタします。地味に迷惑になってしまうんですよね。
自販機のお金入れる位置
自販機のコイン挿入口は全部右についています。
なので、自販機で飲み物を買おうと思ったら、一度右に移動してコインを入れてから左に立ち直して商品を選ばないといけません。
右でお金入れればいいじゃんって言われますけど、逆の立場になったらそれは言えないと思いますよ。そもそも私右で入れようとして入れミスしますしね・・・。
ボールペンも右用である
これは私も「ボールペンは右利き用である」というのは知っていながら原理はわかっていませんでした。
でも、つい最近こんなツイートを見て納得しました。
なぜ左利きはボールペンが書きづらいのか、を図解しました。#左利きの日 pic.twitter.com/wpK8iXBKh8
— ASS MAGIC@音楽ユニット (@ass_magic2019) August 13, 2020
ボールペンは右利きだと引きながら線を書くから快適に書けてインクの消耗も少ないようです。
が、左で書くと押し付けてから転がすように書くので詰まったりかすれたりするらしいです。
これ見たときに納得してしまいました(笑)そして同時にどうりでボールペンのインク切れるの早いなって思ってたんですよね(笑)
役所とか問診票の紐のついたボールペン
これは特に思うんですが、役所とかで文字を書くとき、紐のついたボールペンって、必ず右に紐がくくられているので、完全に右利きを想定したつくりになっています。
あれ、左利きにしてみたらイライラでしかありません。
書きにくいの極みですね(笑)
紐が伸びるタイプでも同じで、常に引っ張ってないといけないので疲れますし、最悪文字がガタガタになってしまって悲しいことになります・・・。
どうにかならないものですかね。利き手を聞いてそれに対応したものを出してくれるとか、右利き用と左利き用でわけるとか・・・。
ハサミも右用と左用がある
これはうちの母でさえも知らなかったことですが、ハサミも右用と左用があります。
左用のハサミはかみ合わせる方向が違うので、右と左の刃のかみ合わせが上下逆に付いています。
右用のハサミを左手で使うと刃と刃の間に挟まってしまって切れないと思います。
左用はそれが起こらないので快適にできます。
私も自分のハサミは左用のものを使ってますが、一般家庭にはそうそうないので借りることができません汗
なので、我が家には必ず右用と左用のハサミが常備されているのです(笑)
ものが一つ増えることになりますけど、しょうがないですよね・・・。
これと同じでカッターも右用と左用があるので、これも両方常備されています(笑)
トランプとかウノとか
トランプとはウノの数字は、手に扇形に広げたとき、左だと数字が隠れて見えません。
右で扇形を作ることが前提なのでちょっと不便ですね。
これに限らずですけど、他のカードゲームに関してもほぼ右手で使いやすいようにデザインが設計されています。
まとめ
今回書きませんでしたけど、よくあるスープのおたまに関しては、最近はどっちの利き手でもいいように両サイドに絞られているような形状のものが一般的になってきたので、イライラは解消されました。
ただ両方の利き手に対応した形になったのは珍しいことだと思っています。
不便とはいえ、それをちょっとした武器といてしまっている私なので、個人的にはそういう部分も何とか臨機応変に対応しています。
今特に変わってほしいのは紐付きのボールペンですね。これだけは書きにくくてしょうがない(笑)
そんな左利きの本音でした。
ではでは。