4月ごろから、お菓子とか本をテーマにして絵を描くことが多くなりました。
絵師として何かしらのテーマがあるのはすごく良い傾向だと思っています。
キャラクターしか描いてこなかった私からしたら、小物を描くことすら珍しいので、描くことが余計に楽しくなっています!
ただ、それなりに悩みもあるんですよね・・・。
描きたテーマで絵を描きたくなっている今の自分
オリジナルばかりを描いていますが、一貫したテーマみたいなものがなかった私なので、結構好きに描いてました。
でも、「本を描くのが好き」「お菓子描くのが好き」っていうのが決まったことで、ちょっとでも方向性が見えてきたので、今のモチベーションになっています。
そんな中で描いたのがこのイラスト。
「図書委員」というタイトルにした絵です。
本を大量に運んでいる女の子の絵ですが、多すぎて1冊転げ落ちちゃっていますね(笑)
図書委員って、どこか地味なイメージがあると思うのですが、真っ黒の服装にはせず、茶色系でまとめてみました。
その代わり髪の毛の色とかで遊んでみた感じですね。赤のリボン可愛い!
【絵描きとしての悩み】自分の絵は何のジャンルに向いているのか
絵を再開してから、自分の絵柄はどんなジャンルの母体に向いているのかなっていうのをずっと考えていました。
未だに結論は出てないので、模索しながら描いてますが・・・。
私が決めるのではなく、使ってくれる方とかが決める事なのかなって思ってあまり考えないようにしていますが、自分でグッズを作って売り始めているので、また悩み始めました。
画集向きじゃないならステッカーの方がいいのかなとか、ポストカードが好まれるのかなとか、栞を作ったらどうかなって、悩むことが余計に増えちゃいました・・・汗
何がいいんだろう・・・。答えがあったら教えてほしいくらいです・・・。
求められている絵じゃないのかなと思うこともある
私の絵は、主流のアニメ寄りな塗り方を一切しないので、そういう意味ではちょっとニッチなタイプだと思います。
一般的には「陰影がしっかりと描かれていて、絵的な方よりも写真的な色彩がしっかりとできているもの」の方がいいねやリツイートが多いですよね。
でも、私の絵柄はそことは全然違うので、「求められている絵ではないのかな」って悩んでました。
描きこめないというか、描きこまないのが私の絵なので、変に描きこみすぎると「自分の絵」じゃなくなってしまうんですよね。
この矛盾にすごく悩んでました。
今でも悩んでます・・・。
絵師は、ずっと悩み続ける事なのかもしれませんね。
あえて簡略することの方が難しいと言ってもらえることがある
中には、簡略化されていて、描きこみがない絵の方が逆に難しい、と言われることがあります。
この言葉、すごく救われた感じがしました。
やっぱり自分の絵柄を捨ててもしっかりと描きこまれている絵を描いた方が良いのかなって思った時期もありました。
でも、逆に描きこまないことで評価されるなら、その方が私らしいので、
これで勝つる!!
って思えます。
描きこみが少ない=下手な絵
に思われていたら、それは悲しいなって思うので・・・。